3人目を7週目で完全流産。兆候や流産するまで、流産後の処置など

 

7週と思われる時点で、3人目を完全流産してしまいました。

胎嚢がかろうじて見えた程度で、心拍も確認できていませんでしたし、最初から流産かも、と言われていたのである程度覚悟はできていました。(それでももちろん辛かったですが)

 

昔は妊娠検査薬も経膣エコーもなかったから、妊娠したことも気づかないまま流産する人もたくさんいた、と聞いたことがありますが、まさに今回私が「かなり遅れて生理が来たのか?」と思うくらいの出血で完全流産をしました。ありがたいことに軽いもので済んだようです。

 

妊娠がわかったときから、病院の受診の様子、完全流産までの過程を記してみたいと思います。

※出血やおりものなどにリアルな表現が含まれている部分があるので、苦手な方はご注意ください。

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妊娠4〜5週 検査薬で濃い陽性

次男の授乳が終わって生理が再開し出してからまだ2回ほどしか生理が来ておらず、まだ生理周期も安定していませんでしたが、「そろそろ生理が来てもいいんじゃないか…?えっもしかして…?」と思い、一応・・・と検査したら陽性。

週数はわからないのですが、しっかり濃い陽性がすぐに出たので、おそらくこのとき4〜5週だったのかなぁと。

計画外の妊娠に私は嬉しかったものの、3人目を望んでいなかった夫はとても戸惑い、夫婦でもたくさん話し合いをして、結局頑張って育てよう!となりました。

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つわりが全くなかった

医学的には流産とつわりの関係はないと言われているので、あくまで私の場合こうだったというお話です。

上2人のときには妊娠5,6週くらいから食べたいものの明らかな変化があったり、特定のものの匂いに敏感になったりしました。

私の場合は、なぜか特別好物でもないのにたこ焼きや冷やし中華が無性に食べたくなる。
コーヒー、食器洗い洗剤の匂いが特にダメになるというものでした。

今回はまったくなくて、「本当に妊娠しているのか…?」「流産だからつわりがないの?」という思いは、最初から最後までありました。

妊娠5〜6週 初診で流産の可能性指摘される

陽性検査が出てから数日後に、初めて病院を受診。

経膣エコーで内診してもらうと担当医師から、

「陽性濃く出ましたか?」「出血や腹痛はありましたか?」と聞かれました。

ちゃみ
なんかあんまり良くない感じなのかな、と嫌な予感がしました。

 

本来は見えるべき胎嚢がよく見えないみたいで、色々探してくれて「これが胎嚢・・・?」と思われるものがありましたが、

「胎嚢の形がかなり変形しているしちょっとまだよくわからない。流産しているかもしれないし。
とりあえず小さすぎてよくわからないから1週間後来て下さい。」

ということでした。

 

同じ病院で上の子2人産んでいて、最初はいつも「また2週間後に来て下さい」と言われるので、1週間後の受診ということは今回は何かおかしいんだなと思いました。

「流産しているかもしれないし」という言葉もひっかかり、この時点で流産してしまうのかな、という気持ちが50%くらいありました。

妊娠6〜7週 2回目の検診で稽留流産の可能性あり

前回とは別の医師でしたが、流産している可能性があるということも伝わっている模様でした。

無言で長くかかる内診…別の医師を呼んできて何か確認してもらっている。
「出血ないんですよね…?」また聞かれる。

ちゃみ
やっぱり今回も良くないのか…。

 

診察の結果を聞いてみると、前回5週のときに医師が見つけたものは胎嚢ではなかったらしく、今回かなり小さい胎嚢が見つかった、とのこと。

サイズは教えてもらえませんでしたが、週数にしてみると4週目程度の大きさらしいです。

「着床はしたけど、育たないで流産ってやつか…聞いたことはあったけどまさ自分に起こるとは…」と一瞬で悟ったことを覚えています。

 

生理周期が定まっていなかった為、はっきりした妊娠週数もわからなかったのですが、性交渉日も聞かれ、医師が受精日と思われる日を前後させて妊娠週数計算してみてくれるも、やはりこの週にしては胎嚢が小さすぎるとのこと。

「流産の可能性が高いです。来週再度診察してこのまま育っていなければ、稽留流産になります。」と言われました。

ちゃみ
がーん、やっぱりか…。

 

そして、稽留流産になった場合、自然排出を待つか、手術をするかどちらかになるという話もされました。

私が選んでいいと言われ、自然に出てくる場合は、この大きさだと生理痛より少し重めの痛みと出血があるだろうということ。

そして感染症の恐れもあるので、しばらく待っても出てこなければ手術ということになるとのことでした。

ちゃみ
まだお腹の中にいるのに、もう流産した後のことを考えなければいけないなんてとても苦しかったです。

 

この時点で8〜9割流産なんだろうなと覚悟していました。

期待することをやめ流産の覚悟をする

次の診察までの1週間は、流産宣告に対する私の気持ちの準備期間なんだと思うようにして、期待することをやめました。

 

流産になるだろう、という方に気持ちに持っていくようにして、自然排出や手術についてたくさん調べてどうするのか考えたり、流産の後は「たくさんお酒飲むぞ!」「髪をバッサリ切って気持ちを一新しよう!」「復職を見据えてマジでダイエットしよう!」などと先のことを考えるようにしました。

ちゃみ
と言っても、ほんのちょっと、ちょっとだけだけど期待しちゃうんですけどね。来週心拍が見えたりして…奇跡的に成長して無事に産まれたりして…なんて。

 

なるべくそういうポジティブな考えは一掃するようにしました。

まだお腹のなかにいる赤ちゃんを最後まで信じることができず申し訳ないけれど、自分が傷つくのを最小限におさえるためでした。

診察の翌日茶色のおりものが出る

 

初めて色のついた、茶色いおりものっぽいものを確認し、トイレに行った時にふいてみると、赤い血が少し混じったおりものがペーパーについて、「やっぱり流産だ…はじまったんだ…」と落ち着いて考えたことを覚えています。

その後もトイレに行くと茶色いおりものと、ドロっとした透明に近いおりものの塊のようなものが中から出てくることが度々ありました。

 

注意して頂きたいのが、妊娠初期のこの現象がイコール流産というわけではないです!

でも、稽留流産を宣告された方のブログなんかを読み漁って、茶色いおりものから始まり数日後に鮮血に変わり、流産が始まるといった話が多かったので、私はこれに当てはまるんだろうと確信したんですよね。

おりものが出始めて2日後 鮮血が出始めて下腹部痛あり

他の人の経験談通り、2日茶色いおりものが続いたあと、朝から生理1日目ほどの量の出血が出始めました。

ついに…!何となく来るんだろうなという気持ちはしていたけど、出血を見るとやはりショックでした…。終わりが近づいているんだな…と。

ちゃみ
それと同時にこの宙ぶらりんの状態を早く終えたい気持ちもあったので、ホッとしたところもあったかもしれません。

 

まだ一応流産宣告はされていないし、すぐにでも病院に電話して指示を仰ぐべきだったのかもしれません。

でももうなんとなく「何をしても終わりなのかな…」という気持ちがあったのと、その曜日の担当の中にもう絶対診察してほしくない医師がいて、次の日まで待とう…と思ったんです。

 

日中は腹痛はほぼなくて、生理が始まったときと同じような腰がずーんと重くなる感じくらいでしたが、夜になると少し下腹部に痛みが出ました。

私は普段、「腰が重いな~」くらいは感じても、生理痛はないタイプなのですが、きっと生理痛ってこういう感じかなというくらいの痛み。

生理痛というか陣痛の最初の方の痛みが就寝する頃までありました。

ちょっと子ども達と遊ぶのはきつくて横になっていたい、でも全然眠れるくらいの痛みです。

出血2日目 かたまりが出て完全流産

翌朝起きるとお腹の痛みは引いていました。

そして起きて少し経つと、おまたからドロっと何か出た感じがしました。痛みは全くなかったです。

トイレに行ってみると3cmほどの血の塊のようなものがナプキンに出ていました。

「これが胎嚢…?」と思いましたが、取っておくこともできず、捨ててしまいました。

 

その日に病院を受診。

もう流産していると自分ではわかっている中、妊婦さんに囲まれて2時間くらい待っているのが本当に辛かった。

1歳の次男を連れて行ったのですが、同じくらいの子どもを抱えたお母さんもいて、「ここ初めての受診なんです」てめちゃめちゃ笑顔で話しかけられて「あぁきっと妊娠したんだろうなぁ」と思わずにはいられず、すごく辛かったことを覚えています。

 

診察は前回2回とも違う医師でした。状況を説明して、もう流産だと先生もわかっていたようです。

内診されて、「うん、もうないね。子宮は空っぽ。手術の必要もないです。」と言われました。

もう自分でもわかっていたので、悲しいというよりはホッとした、宙ぶらりんの状態から解放されて安心したという気持ちでした。

まだ子宮内に何か残っていないか不安だったし、何より全身麻酔で掻き出す手術が怖かったので、何もせず自然に全て出てきてくれて本当によかったです。

出てきた塊は「胎盤組織」と言われました。小さすぎて赤ちゃんとは呼べないみたいです。

 

「完全流産になります」と言われ、 2週間後に子宮の様子を診るため受診すること、それまではできれば感染症を防ぐためシャワーのみ、その他は普通通りの生活をしてよいとのことでした。

医師に「残念だったねぇ」と言われてウルっときそうになりましたが、ほぼ心の準備ができていたので、病院では平常心でいることができました。(家に帰ってからは大号泣しました)

 

流産となった今回は、経膣超音波の内診と問診と過去2回の診察内容と同じだったにもかかわらず、お会計が約1/3になっていました。

ちゃみ
もう妊娠の検診ではないから保険が適用されたのでしょうか。悲しいようなありがたいような…。

流産後も生理の様な出血が続く

胎盤組織と思われる大きな塊が出て完全流産した後、しばらく量は多かったですが、だんだんと少なくなり、出血が始まってから7日間で終わりました。

出血の量といい、期間といい、本当に生理のようでした。

 

私の場合は、胎嚢がまだ全然育っていなかった段階だったようで、出血も多い時で生理1~2日目程度、腹痛もひどくはならず、普通の生理のように終わったので、身体的も負担は軽くありがたかったなと思っています。

次の子作りはいつから?

完全流産から2週間後、経過を診てもらうために受診しました。

出血も止まっていたし、腹痛もなし、排卵日近くに出てくるようなおりものも見られるようになって、もう自分でも体が元に戻ってきたなという感じでした。

 

内診されて、子宮にも何も残っておらず、問題ないことを確認され、

「生理が来たらすぐ妊娠トライして大丈夫ですよ!」と言われました。

 

ネットで体験談を見ていると、完全流産でも2,3か月子宮を休ませてから子作り再開、と言われている人もいたので、結構早いんだな、という印象でした。

今回の妊娠は予定日も決まる前に終わってしまったし、「妊娠◯週」とはっきり言えるような段階ではなかったこと、中に残ったものを掻き出す処置をするわけでもなかったので、子宮もダメージを受けているわけではないので問題ないのだそう。

 

流産の悲しみはそう簡単には癒えなくて、私は今すぐにでもまた赤ちゃんが欲しい気持ちはありますが、夫婦で話し合いながらタイミングを決めて、また赤ちゃんを迎えられたらと思っています。

 

 

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