陣痛が進まず促進剤を使ったらあっという間に産まれた!

 

陣痛促進剤が使われる場面は様々です。微弱陣痛、予定日超過、破水後時間が経っている etc...。私の場合は、以下のような状況で陣痛促進剤を使うことになりました。

  • 約10分おきの陣痛が3時間ほど継続
  • 子宮口が5-6cm開いている
  • 微量ではあるが破水あり
  • 赤ちゃんの心拍が高め

最初は普通に陣痛が来ていたのですが、なかなか進まなくて「促進剤使いましょう」となりました。

2回出産を経験しましたが、1回目は促進剤などの使用なしの自然分娩、2回目の出産時に促進剤を使い自然分娩しました。

どちらが楽だったかと聞かれたら断然2回目、促進剤を使った方ですね。

ちゃみ
お産は一気に進みますが、短時間で終わり、体力も残っていました。
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最初は陣痛から始まった

破水から始まったわけではなく、陣痛から始まった出産でした。
経産婦ということもあり、10分間隔になったら病院に電話するように言われていたので電話し病院へ行くと、すぐに入院となりました。

まだまだ痛みとしては余裕で、生理痛レベルの鈍痛のようなものがあるくらいでした。

病院でもチェックしてもらいましたが、破水はしていませんでした。

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NSTでは赤ちゃんの心拍が高め

病院に到着後、NSTをつけて赤ちゃんの心拍を確認しました。
すると、「ちょっと赤ちゃんの心拍が高いね」と言われました。

通常は110-160の間のようなのですが、160前後を行ったり来たりしている様子。

お母さんが病院についたばかりだったり緊張していたりで心拍が高いと、赤ちゃんの心拍も高くなるとのことです。

心拍が高いと具体的に何が問題なのかという話はとくにありませんでしたが、

「早めに出してあげられるといいね」ということは言われました。

ちゃみ
心拍が高いということは苦しいのかな?早く出してあげた方がいいのかな?促進剤?帝王切開?なんて言葉も頭をよぎりました。

子宮口は開き破水もあるが、陣痛が進まない

経産婦だし、前回のお産も5時間と短めだったこともあり、助産師さんたちにも「すぐお産が進むかも」と言われましたが、その後2,3時間ほど経過しても陣痛は強くならず、余裕でスマホを触れる状態。

「まだかな~ヒマだな~」と思っていました。

ですが子宮口は徐々に広がっており、病院に到着時、3cmほどだったのが、5-6cmまで開いていました。

ちゃみ
最初の出産のとき子宮口5-6cmってめっちゃ辛かった記憶がありますが、今回はまだまだ余裕。やっぱり陣痛が弱いみたいです。

 

さらに、病院に到着時に確認してもらったときは破水していませんでしたが、その後確認してもらうと、微量ではあるものの破水している様子だとのこと。

破水とは「バシャンっ」と何かが破れるようなものかと思いましたが、自覚しないうちに破水していることもあるんですね。

助産師さんには「破水したから陣痛が進むかも」と期待されましたが、一向に強くならず…。

その場でスマホで「破水 陣痛来ない」などと検索すると、「陣痛促進剤」と出てくる記事が多く、「促進剤入れることになるのかも…」とドキドキしてきました。

医師の診察で促進剤の使用が決定

これまでは助産師さんがついていてくれましたが、初めて産科の医師が診察。内診され、

「子宮口はいい感じに開いてるのにそれに伴う陣痛が来てないし、破水もしてるようなので感染症防ぐためにも早めに赤ちゃん出てきてほしいので、点滴でお薬(促進剤)入れていきましょうね。」

と言われました。

「やっぱりな」と思うと同時に、促進剤を使うと不自然な痛みが一気にやってくると聞いたこともあり、ちょっと怖かったです。

赤ちゃんを自然に出してあげたかったなという気持ちもありました。

でも母子ともに安全に出産するのが最優先!

すぐに点滴で陣痛促進剤の投与が始まりました。一番少ない量から始めて、様子を見ながらだんだんと増やしていくとのこと。

促進剤を入れるとどんどん陣痛が強くなってくる

促進剤を使い始めて20分後くらいにトイレに行きました。これが出産前最後の自力トイレ。陣痛が来ているときは「ふ~」っとすればまだ逃せる程度だったので。

促進剤の影響で今まで全然強くならなかった陣痛がどんどん強くなってきて、「キタキタ…」と思っていたら
「もう1段階お薬強くしますね~」と言われ、内心「順調に強くなってるからもういいよ~(汗)」と思いましたね。もちろん強くされるんですが。

その後からの記憶がもう曖昧で、とにかくどんどん進んであっという間に産まれてしまったという感じ。

ちゃみ
促進剤を使い始めてから1時間ほどで出産したと思います。

「腰をさすらないとキツくなってきたな~」と思ったら、もう自分ではさすっていられない感じで、その次はもういきみたくなって、というように、1回目の出産のときに経験した陣痛の過程を早送りしているような気分でした。

 

私は特に進みが速かったようで、助産師さんにも「あと1時間くらいで赤ちゃんに会えると思います」と言われてから10分後に出産しました(笑)。

そんなこともあり、医師の到着が間に合わず、会陰切開をせずに産んだら会陰裂傷になってしまったんですけどね。

あとは出血多量で産後一日絶対安静だったのですが、これも「急激にお産が進んでしまったからかなぁ」と言われました。

お産が急激に進むと、産道に傷がついてしまって出血が多くなってしまうことがあるようなんです。

ちゃみ
苦しい時間は短くて良かったのですが、いいことばかりじゃないかもしれませんね。

促進剤を使った方が体力的に楽だった

圧倒的に促進剤を使用した出産の方が楽だったと感じました。

1回目の出産のあとは、もうヘロヘロでしたが、促進剤を使った2回目の出産は陣痛の時間が短かったこともあり、まだまだ体力に余裕がありました。(出血多量で動けなかったんですけどね)

また、1回目は、出産の翌日全身筋肉痛でしたが、2回目はそれもなし。

分娩時間は1回目が5時間、2回目が6時間でしたが、1回目は5時間ずっと苦しくて、「5時間かけて産んだ!」感がありましたが、2回目は最後の30分くらいで産んだ気分でした。

あっもう終わった…みたいな。

いきなり陣痛が強くなりましたが、促進剤を使った方が陣痛が辛かったとか痛みが強かったとかそういうことはありませんでした。

あくまで出産までのプロセスは同じでそれがすんごく早く進む感じ!

まとめ

陣痛促進剤を使うと「一気に陣痛が来て恐ろしい」「痛い」というようなイメージか先行している印象があったので、「そんなことはないよ。むしろ早く終わって体は楽かもしれないよ。」と言いたいです。

確かに陣痛が進むのは早かったですが、陣痛〜出産までに踏むプロセスは同じでした。

それに早く進むことで分娩時間が短くなることもあるので、体は楽だったなと感じられましたよ。

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