子育てや仕事の休憩で、ホッと一息入れたくてコーヒーを飲んだりしますよね。
そんなくつろぎの一杯を飲んだら、夜眠れない!なんてことになるかもしれません。
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コーヒー飲んだら突然眠れなくなった
出産してからは、母乳の出が良くなるようと、家では温かいごぼう茶やルイボスティばかり飲んでいました。
でも暖かい季節になり、無性にアイスコーヒーが飲みたくなってたので、ある日おやつの時間に自動販売機で売っているコーヒーを買って牛乳で割って飲んだんですよね
すると夜眠れない。
いつも息子と一緒に21,22時には寝落ちして、夜中に数回授乳をはさむものの、計8時間くらいしっかり寝ていました。
睡眠をしっかり取らないとホントに元気が出ないタイプで、夜更かしや超早起きはしません。
なのにこのときは日付が変わっても眠れず、AM2~3:00頃やっと寝付くという感じ。
最初は原因がコーヒーだとわからず、3日ほど連続でコーヒー飲んでいたんですが、毎日AM3:00頃まで眠れない。
ひどいときには鳥のさえずりが聞こえ始め、外が明るくなり始めたころにやっと眠りにつくほど。
「昨夜ほとんど眠れず寝不足で疲れてるから今夜こそは!」
と思ってもまた眠れず辛い。
なんでなんでなんで?と考えて
という結論に。
やっぱりコーヒーをやめてみたら、パタっと夜眠れるようになったんですよね。
その後色々試してみましたが、コーヒーと同じくカフェインが入っている緑茶などを飲んでもやはり同じように眠りにくくなりますし、夕食後にチョコレートつまんだだけでも眠れなくなります。
いつの間にかカフェインに弱くなってしまったようです。
出産前はカフェインをとっても眠れていた
コーヒー大好き!というわけではないので、毎日飲むことはありませんでしたが、妊娠前も、夜に外食して食後のデザートとともにコーヒーを飲んでも、その夜の睡眠に影響があった覚えはありません。
どうしても頑張らなきゃいけない夜に、眠気覚ましにカフェインが含まれているエナジードリンク飲んでも効かず「普通に眠いんだけど」という印象を持ったこともあるほど。
なのでカフェイン摂る=眠れないということは出産前まではありませんでした。
カフェイン過敏症なのか?
色々調べてみると、カフェイン過敏症というものがあるらしくて。
カフェイン中毒は聞いたことがありますが、カフェイン過敏症というのは初耳。
以下のようなことらしいです。
中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、消化管系の興奮状態は下痢、吐き気をもたらすことがあります。
カフェイン摂取による不安症状の感受性には遺伝子が関係していますが、それだけではなく体重や健康状態によっても変わってきます。
引用元:Genequest カフェイン過敏症(カフェインによる不安惹起)
コーヒーなどカフェインを含むものを摂取すると毎回▲のような症状が出てしまう人もいるようです。結構大変そう…。
私はこの中では不眠しか当てはまらないので、過敏症というのは大げさな気がしますが、ちょっぴりそっちの気があるようです。
カフェインに弱くなった理由を考えてみた
「カフェインへの耐性は遺伝」とも言われているようですが、両親ともに毎日コーヒーを飲んでいますが、眠れなくなるなどの症状はないようなので、遺伝ではなさそうです。
妊娠中だから、と特にカフェインを意識的に絶つことはしていませんでしたが、つわりでコーヒーの匂いを受け付けなくなったので、妊娠中はコーヒーを避けていました。
産後はコーヒーを避けてはいたわけではありませんでしたが、自宅ではお茶(ノンカフェイン)ばかり、外出してコーヒーを飲むなんて余裕もなく、しばらくカフェインから遠ざかっていたようです。
それが原因かなと。
久しぶりにカフェインを摂ると、体が過敏に反応してしまうようなんですよね。
また、妊娠・出産を経て、大きなホルモンバランスの変化から、体質が変わることも多いようなので、何らかの理由でカフェインに弱い体質になってしまったのかもしれません。
カフェインに弱い人向けの対策
コーヒー飲むなら午前中
個人差もあるようですが、カフェインが完全に抜けるまでには12時間ほどかかるとか。
カフェインの血中濃度が半分まで下がるまでにも2~10時間ほどかかるようです。
例えば、朝8時に飲んだら、夜の8時にはほぼカフェインが抜けきっている状態。
なので、カフェインに弱い方はコーヒーを飲むなら朝いちで飲むことをおすすめします。
私は外出時に飲むことが多いので、朝イチとまではいかなくても、なるべくお昼までに飲むようにしています。
カフェインレスコーヒーを飲む
コーヒーショップやスーパーなどでも、カフェインレスコーヒーの取り扱いが増えてきたような印象です。
スーパーにもデカフェの豆、インスタント、ドリップと種類も豊富になってきたので助かります。
私もコーヒーが飲みたくなったら、基本的には家でスーパーで買ってきたデカフェのドリップコーヒーを飲んでいます。
スタバのディカフェラインナップは素晴らしい
多くのコーヒーチェーン店は、ディカフェコーヒーがあってもブラックのみ、それもホットのみ、だったりするんです。
さらに抽出するのに時間かかるとかで、10分ほど待たされることも。
ブラックが苦手な私は、冬の寒い時にはディカフェのブラックコーヒーにミルクを入れて飲めばいいんですが、夏はアイスカフェラテなんかが飲みたくなるんです。
スタバはエスプレッソで作るラテ類もディカフェで注文できるので、個人的にはかなり助かっています。
スタバのディカフェメニューは、通常のメニュー+50円かかります。
外出中、「ベビーカーで子ども寝たし、どっかでお茶したいな」と思ったときなどは、ディカフェのラテ系ラインナップがあるという理由から、もっぱらスタバをチョイスします。(高いから贅沢なのでたまにしか行きませんが)
コンビニだと、ローソンのマチカフェがカフェインレスのラインナップあり
今のところコンビニチェーンでは唯一、ローソンがディカフェを扱っています。
しかもブラックコーヒーのみではなく、カフェラテのラインナップもあるのが個人的にはとても嬉しいところ。
参照:ローソン マチカフェ
値段もスタバの約1/2とお財布に優しい。
コーヒーの味が分かる人間ではないですが、普通においしいです。ローソンを通ることがあれば、ほぼ必ず立ち寄って購入してしまいます。
カフェインが少ない飲み物を選ぶ
お茶しに入ったお店でコーヒーが飲みたくても、ディカフェが置いてあるとは限りません。
そんな時は、コーヒー以外でノンカフェインまたはカフェインが少な目の飲み物を選ぶようにしています。
◆ココア
◆ほうじ茶
などがコーヒーに比べてカフェインが少ない、または入っていない飲み物です。
ちなみに、自宅で家族みんなが毎日飲むお茶も、緑茶や烏龍茶などカフェインを含むものは避け、麦茶やごぼう茶、黒豆茶、そば茶などノンカフェインのものを選んでいます。
煮出してポットに入れ、冷やして飲んでいます。子どもも嫌がらずおいしく飲んでいますよ。
カフェインを摂って体を慣らす?
お酒と同じように、飲み続けると耐性ができてくるようなので、毎日飲んでみるというのも一つの方法かもしれません。ちょっとスパルタ感ありますかね(汗)。
毎日朝に少量ずつカフェイン入り飲み物を飲んでみて、様子を見ていく。
少しずつ量を増やしたり、時間をお昼に、おやつの時間にするなどして慣らしていけるといいかもしれません。
しかし個人の体質があるので、カフェイン過敏症の方など、カフェインと相性のよくない方は無理に飲むのはやめましょう。
私も眠れないのが怖くて、午後にコーヒーを飲むことはなかなかできていません。
デカフェも増えてきたとはいえ、街中のカフェにはまだまだ少ないので、私はいつか体がカフェインに慣れてくれたら、躊躇なく普通のコーヒーが飲めるのになぁと思っています。
まとめ
一人目出産後3年以上たちましたが、いまだにカフェインには弱いみたいです。
私のように、かつてはカフェインに弱いわけではなかったのに、しばらくカフェインを取っていなかったり、出産前後の体質の変化や健康状態の変化によりカフェインへの耐性がなくなってしまう方もいるようです。
一時的なものなのかもしれないし、いつか体が慣れるのかもしれませんが、しばらくはカフェインレスのコーヒーや飲み物にお世話になりながら、カフェインとうまく付き合っていきたいですね。