産後は里帰りする予定ですか?または自宅で夫婦二人三脚頑張っていく予定ですか?
私は里帰りしなくてもやっていけると思っていましたが、最終的に里帰りして実家のサポートを得て本当によかったと思っています。
特に初産の場合は、初めての子育てで右も左もわからず、産後は精神的にも不安定になったので、私は里帰りすることを強くおすすめします。
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出産は自宅近辺で。産後実家へ戻った
出産は都内の自宅近くの総合病院でしました。
NICUも備える大きな病院で安心感があったこと、家から徒歩5分程度の近くの病院で、陣痛始まっての移動の心配もなかったので自宅近くの病院で出産することを選び、退院後、その足で隣県の実家に戻ることにしました。
自宅と実家があまり遠いだったのでこのようなやり方ができましたが、実家が離れた場所にある場合は、里帰り出産となると思います。
里帰りはしないつもりだった
最初は、産後実家には帰らず、夫婦2人でやれるかななんて思っていたんです。
でも病院の助産師さんに「旦那さんと2人で大丈夫?産後男の人ってあんまり頼れないわよ(苦笑)。」と心配され実家に帰ることを検討した、という経緯があります。
そしてこれが大正解!
「男性」とひとくくりにするのはよくないと思いますが、少なくともうちの夫は産後まったく頼りにならないタイプでしたし(何をしたらいいのかわからないのか、何もしない…というタイプ)、私も初めての育児に戸惑いっぱなしだったので、実家に帰ってよかったと心から思いましたね。
里帰りのメリット
家事、身の回りのことをやってもらえる
もはやこれに尽きますね。
料理、掃除、洗濯 etc...基本的に全てやってもらいました。
私は赤ちゃんのお世話に専念するのみ。子どもが寝ているときは一緒に寝て体を休めることもできました。
さすがに最後の方はお皿洗いとか洗濯物をたたむくらいやりましたが、基本的に「赤ちゃんのことだけやればいいから」「赤ちゃんと寝なさい」と言ってもらい、甘えさせてもらいました。
産前は、赤ちゃんの面倒を見ながら家事をやって…なんて考えていましたが、赤ちゃんは起きてるときにはおっぱい飲んでるか、泣いてるか、寝たと思って布団に下ろせば泣くし、すぐにオムツ交換の時間が来て、またおっぱい…が永遠と続き、家事はムリ!でした。
実家のサポートは、産後の体の回復にはとても大切だったと思います。
大人の手が多い
・泣きやまないときに抱っこを代わってもらう
・ご飯の時も子どもが泣いていれば抱っこしてもらって自分は食べられる
・沐浴のあとも赤ちゃんを受け取って体を拭いてもらえる
・私がお風呂に入っているときは見ていてもらえる
・オムツ替えのときう○ちが洋服まで漏れていたら新しい服を取ってもらう
なんて些細なことまで。
私1人、2本の手では大変なことも、大人がもう1人、手が4本になるだけで大分楽になります。
「大人の手が多いって本当に大事だ…」というのことを、自宅に戻ってほぼ全て一人で家事育児をこなすようになって実感したのでした。
先輩ママ(実母)にアドバイスをもらえる
沐浴、抱っこ、おっぱい、泣きやまないときなど、わからないことが多くてオロオロしていた私に母親が、
「こういうもん!」「~しておけばだいじょうぶよ!」
などと言ってくれると、「そっか、そうだよね」という気持ちになれ、不安を和らげてくれるということが多くありました。
「あなたが赤ちゃんだったころはこうでこうで…」なんていう育児の昔話なんかも聞いたり、母がつけていた育児日記を見せてもらいながら、「この月齢でこんな生活をしてたのかぁ」と色々勉強になったりもしました。
自宅に戻ったその日に、子育て方針で夫と対立したので、最初から育児初心者の2人で子育てを始めることになっていたら、毎日対立してお互い爆発して、産後すぐからストレスたまりまくりだったと思っています。
基本的にいつでも私の味方、信頼できる育児の先輩である母がいるもとで産後のデリケートな時期を過ごさせてもらえてよかったです。
里帰りのデメリット
夫の育児参加が遅れた
これは大きかったですね。
夫はもともと子煩悩なタイプではありませんが、里帰り中もあまり顔を出さず、しっかり子どもと向き合ったのは産後1か月半後に自宅に戻ってからでした。
自宅に戻ってからも抱っこも、お風呂も、オムツ替えも、一緒に寝るのも怖がってお世話をやりたがらず、私に頼ってきたというか押し付けられた形でした。
そしてそのまま定着してしまい、半年、1年経っても育児は9割(もはや10割?)私の仕事になってしまいました。
それが、私の不満→夫婦関係の悪化にもつながったり、長男が少し大きくなってからも、夫にはなつかず私ばかり求めてくる、ということにもつながってしまったのでは?と思っています。
この経験から、「新生児のころからガンガン接してもらうの超大事!」と実感し、2人目の出産時は里帰りせず、自宅に母に泊まり込みで来てもらい、夫には毎日抱っこ、オムツ替え、寝かしつけなどをやってもらいました。
そのおかげか、1年経った今も1人目のときに比べたらお世話をすることに抵抗がない気がしますし、次男も少しは(笑)なついているんじゃないかと思います。
自宅に帰ってきてからめちゃめちゃ寂しくなった
里帰り中は毎日誰か話し相手がいたので、自宅に戻り、夫が夜遅くに帰ってくるまで毎日赤ちゃんと2人っきりで生活するのが辛かったんですよね。
毎日誰かがいるにぎやかな生活から、誰もいない家に赤ちゃんの泣き声だけがひたすら響くという環境のギャップが大きくて、精神的に落ち込みました。
里帰り中からホルモンのバランスの変化か、初めての育児への不安からか、気分が憂鬱で息苦しくなることもあったのですが、実家では誰かがいたので、気分もまぎれていましたが、自宅に戻ってきて完全に鬱っぽくなってしまいました。
これはホルモンの影響もあると思うので、どうやったら防げたのかなんてことは私もわからないのですが、誰かがそばにいる、話し相手がいる、サポートしてくれる人がいるだけで違うと思います。
なので、産後しばらくはパートナーには必ず定時退社してもらう、数日でも育休を取ってそばにいてもらう、ということをお願いしたいですね。
産後は誰かに何かしらのサポートを頼もう
私は母親との仲もよく、実家にずっといるのが心地よかったタイプです。
なので産後1ヶ月半、特にストレスもたまらず過ごさせてもらいましたが、家族との関係性はそれぞれだと思うので、必ずしも絶対里帰りするのが楽というわけではないと思います。
ただ強調して言いたいのは、妊娠中に想像していたよりも、産後はずっと心身ともにサポートが必要だったということ。
だから私の場合は実家に頼って本当によかったと思っています
もし実家に頼れなくとも、地区の産後ヘルパーや周りの友人、その他シッターサービスや家事サービスなどをすぐに頼る、利用できるようにしておくことをおすすめします。