リビングに世界地図を貼って子どもに国際感覚を身に付けよう

 

我が家のリビングに世界地図を貼って半年が経ちました。

 

子どもたちは5歳と2歳。

決してお勉強の意図はなく、遊び感覚で世界地図を使って楽しんでいます。

 

この記事では世界地図をリビングに貼ることで我が家にどんな効果があったのか、をお伝えしたいと思います。

 

主には、

  • 国際結婚の家庭に生まれた子どもとして、世界に興味を向けてあげたいという目的があるよ
  • 世界の国がどこにあるのか興味を持ち始めたよ
  • 世界の国旗を知りたがるようになったよ
  • 絵本でさらに世界への興味を刺激しているよ

 

ということをお話します。

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リビングに世界地図を導入した理由

親である私の思いは非常にシンプルで

世界を身近に感じてほしい。
世界に興味を持ってほしい。

ということ。

 

特に我が家は国際結婚ということもあり、日本以外の国にもルーツがあります。

 

そして親戚(主に夫側)や友人もアメリカ、ドイツ、オーストラリアと様々な国に住んでいます。

 

子どもたちには、世界には今自分が住んでいる日本という国以外にもたくさんの国があって、それぞれ違う言語、文化、人々がいることを知り、日本の外の広い世界を知ることを楽しんでほしいと思っています。

ちゃみ
彼らが大きくなる中で国際交流経験や海外経験をたくさん積ませたいと考えています。

 

そんな思いから、日本で、自宅でできる世界へのひとつの小さなステップとして世界地図をリビングに貼ってみました。

 

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』という本にもあるように、知育効果としても自宅で日ごろから地図を目にしているというのは大きいように思います。

 

今のところ、世界を身近に感じてほしいという私の思惑は成功しているように思います。

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リビングに世界地図を貼ってみた

世界地図をリビング、というかダイニングに貼ってみました。

この世界地図が子どもにウケるかどうかもわからなかったので、見向きもされなくてもいいように(笑)、と100均のものです。

 

100均ではありますが、サイズも大きく地図に加えて国旗も載っていて情報量も多く、十分です。

ちゃみ
ちなみにダイソーで購入しました。

 

他にもこんな子ども向け世界地図があります▼

 

ウォールステッカーだとインテリアにもなって素敵▼

 

 

場所はリビングダイニングの、ダイニングテーブルのすぐ横に貼りました。

ダイニングテーブルで食事をとる時間が親子の会話が一番活発に行われる場所なので、いろんな会話の中から発展させて使えたらいいなという思いからです。

世界地図で世界感を身に付ける

世界地図を貼って、まず息子が一番最初に知りたがったのは、【日本】と【ハワイ】

息子が今まで行った中で覚えている国が【ハワイ】なんですね。

 

日本とハワイを地図で探して、

地図ではこんなに近いけれど、新幹線よりもずっと速い飛行機で何時間もかかったよね

というような話をしながら、日本と外国の距離感も伝えてあげるようにしています。

 

 

それから

「ばあばのおうちはどこ?」
「ディズニーランドはどこ?」

という質問が飛んできました(笑)。

 

 

どちらも自宅がある同じ関東圏内。

自宅からは2時間ほどで行けるのですが、まだ小さい息子にとってはばあばの家もディズニーランドも、ハワイも、遠くにある別世界みたいです(笑)。

 

なので、ばあばの家も、ディズニーランドも同じ【日本】という国にあるよと地図を指さしながら説明。

 

「ばあばのおうちも、ディズニーランドも、同じ日本にあるから日本語でお話できるよね?でもハワイに行ったときは英語だったよね?日本の外に行くと、他の言葉でお話するんだよ。」

というように日本と外国の言葉の違いの話も交えるようにしました。

 

「Daddyの国はここだよ」とアフリカのガーナも伝えてみました。

「どれくらい飛行機乗ったらつくのー?」と興味を持っていました。

 

 

まだ子どもには難しいかもしれませんが、

「日本より下にある国は日本より暑くて、上にある国は日本より寒いんだよー」

なんて緯度経度に関する話もちょいちょい組み込んでみています。(かなりざっくりな説明ではありますがw)

 

 

ちゃみ「Daddyの国は日本より下にあるじゃん?だから冬はなくて、いつも夏なんだよー」

息子「えーじゃぁずっと半そでと短いズボンでいいじゃん、いいなー!」(夏の服装が大好きな息子です…)

と子どもらしい回答。笑

 

 

そんな感じで、普段の会話やテレビなどでちょっと海外の話が出ると、意識的に世界地図を使って「その国はここにあってね」という感じで、子どもの興味がわくような話を少し添えて説明するようにしてきました。

 

そうすると最近は

 

ちゃみ:「サンタさんはフィンランドっていう国にいてね」
息子:「あぁ、日本より上にあるからいつも雪降ってるんだね!」

ちゃみ:「○○(友人の名前)がいるのはオーストラリア、ここだよ」
息子:「イングリッシュ(英語を話す)の国ね。だから○○もイングリッシュだったのか(英語を話していた)」

 

なんていう会話ができるようになってきました。

 

色々つっこみどころ満載だし、完全に正しい認識ではないんですが、私が伝えてきた、【日本の外では外国語が使われている】ということや、【日本より上の地域は日本より寒い】ということが子どもの中で自分の知識となって世界を見られているんだなと思うと嬉しくなったりします。

 

 

あとは、やはり身近に知っている国が増えるほど、世界地図を眺めるのも楽しいようです。

ここは旅行で行ったところ
ここはDaddyが住んでいたところ
ここはお友達が住んでいるところ

と知っている国はなんどもなんども指さして教えてくれるんですよね。

ちゃみ
そんな身近な国をどんどん増やしていきたいと心から思いますね。

 

ただ国名だけで認識しているのに比べて、世界地図を使うことで、日本からの距離、それぞれの国の大きさなども視覚的に知ることができ、世界をよりリアルにとらえることができるのではないかなと思います。

 

世界地図を貼って眺めるだけではなく、遊びながら学べる世界地図のパズルもあります▼

 

ちゃみ
遊び感覚で世界の位置や大きさなんかを学ぶことができておもしろいですね。

 

世界地図から国旗にも興味が向くように

(▲日本の国旗を指さすのが大好きな2歳)

 

我が家の世界地図には国旗も描かれているんです。

 

ある日保育園でなぜか日本の国旗を覚えてきた5歳の息子。

「にっぽんのマークはこれだよ」と得意げに指さします。

 

そしてその近くにとってもよく似た国旗を見つけます。

バングラディッシュやパラオ、これも色が違うだけで「おんなじー」となるんですね。

 

そしてまた近くには、星が真ん中についた中国の国旗を発見。

「お星さまがついてるー☆」

うちの夫の出身国であるアフリカのガーナという国の国旗も見つけて

「こっちは星が黒いねー」

そしてまた目を移してみると、星がいっぱいのアメリカの国旗。

「こっちは星がいっぱーい」

 

というように、国旗を眺めているだけで子どもなりに発見があるんです。

 

今はどんな模様がある旗なのかを自分なりに発見しながら楽しんでいます。

一応国名も合わせて伝えていますが、特に国旗を覚えさせる意図はないので、深く説明はしていません。

 

何を基準にしているかわかりませんが「ぼくの一番好きなマークは~」なんて言いながら国旗を見渡して吟味していたり(笑)。

 

今はそれでいいかなと思っています。

もちろん国旗にもそれぞれ込められた意味があるので、おいおい(私も学びながら)伝えていきたいなと考えています。

 

 

国旗の意味もわかる『国旗かるた』なんてものもありますし▼

 

ちゃみ
もう少し子どもが大きくなったら一緒にやってみたい!

 

 

子どもがやりたがらない限りは、地図の場所をテストしたり、国旗の暗記ゲームのうようにするつもりもなくて。

ただちょっと興味をもって眺めてくれたらうれしいし、親子の会話から世界の話に発展するきっかけになったら嬉しいんです。自己満なんですが。

世界地図から発生した興味を絵本で深堀り

世界地図での興味を引いたら、絵本でより深く、視覚的に世界を知ってもらうのも効果的です。

我が家がよく使っている、オススメ2冊をご紹介します。

 

よく本屋さんでも目にする、とても人気な絵本です。

世界の国について、ポップなイラストで楽しく知ることができる本です。

 

サイズはかなり大きめなのですが、情報量も多くて嬉しいですし、大きい本なので我が家では床に置いて、家族みんなで本を取り囲むように眺めています。

ちゃみ
各国の食べ物、動物、スポーツなどイラストがぎっしりで、ずっと眺めていられます。

 

 

夫の出身国であるガーナのページを見て

「Daddyの国ではこういう食べ物もあるんだぁ。これ、おいしいの…?」

南極のページを見て

「ペンギンめっちゃいる!」

 

という子どもらしい素直な発見があって、子どもの反応を見ていても楽しいです。

 

ちゃみ
大人の私が眺めていても純粋に楽しいので、間違いなく親子で一緒に楽しめる一冊だと思います。

 

 

せかいのひとびと

 

世界にはさまざまな民族や文化、考え方がたくさんあるよ、ということが、こどもでもわかるような簡単な言葉で語られています。

ちゃみ
みんなそれぞれ違っていて、それっていいよね、というメッセージが伝わる本。

 

 

本屋で立ち読みをして見つけたとき、「まさにこんな本を子どもに読んであげたい!」と一目ぼれしてそっこー購入した本です。

 

単一民族、単一言語の日本に住んでいると、我が家のような国際結婚家庭はどうしても目立ってしまいますが、日本を一歩外に出ればいろーんな人がいて、いろーんな世界があるんだよ、と伝えるのに最適な絵本だなと思っています。

まとめ

日本にいながら、自宅にいながら、ちょっと世界を意識して海外を身近に感じることって可能だと思っています。

そのひとつがリビングに世界地図を貼ること。

 

日々目にすることができる場所に貼ることで、家庭で外国の話をするきっかけになりますし、子どもの興味付けにも効果があります。

 

実際うちの子もリビングに飾った世界地図を通して、知っている外国の位置や言葉、気候などに興味を持つようになりましたし、同時に世界地図についていた国旗にも興味をしめすようになりました。

また、そこで生まれた子どもの興味関心を絵本を使ってより深い理解につなげられるようにしています。

 

今のところ、世界地図をリビングに貼ったことで、我が子の海外への興味関心を刺激することができていると親の私は感じています。

 

世界地図は、安いものだと100均で購入することができます。

100円で子どもの国際感覚身に付けてみませんか?

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