せっかく海外旅行に行くなら、子どもにもリアルな海外体験をさせたいな、なんて思いませんか?
私は海外旅行の際に、現地の託児を利用して、子どもにも異なる国から来た子どもたちや、ローカルのスタッフと英語で関わる機会をなるべく作るようにしています。
これまでにフィリピンとハワイで現地のキッズクラブや託児所を経験してきました。
▼フィリピン・セブ島でのキッズクラブ体験レビュー
▼ハワイでの託児体験レビュー
今回は、子連れでの海外旅行先としてもとても人気の国シンガポールで、キッズクラブがあり、託児をお願いすることができるホテルをご紹介します。
ご紹介するホテルはどこも高級ホテルなので安心ですし、数時間からでもトライしてみてはいかがでしょう?
シャングリラ・ホテル・シンガポール
まず!シンガポールにはシャングリラ系列のホテルが2つあるんです。
これ要注意!
私、2つのホテルの名前ごっちゃになって、宿泊するつもりだったホテルと実際に予約したホテル間違えましたので(汗)。
(みなさんは私みたいにアホじゃないと思いますが泣)
ただ、どちらも超高級ホテルかつ大変ファミリーフレンドリーなホテルなので、どちらに宿泊しても間違いないですね。
中心部に近い子連れフレンドリーなホテル
シンガポールを代表するショッピング街であるオーチャードストリートまで徒歩で数分と、立地に恵まれている「シャングリラ・ホテル・シンガポール」。
中心部にも出やすいので、ちょこちょこ観光しながらもファミリーフレンドリーなホテルに宿泊したいファミリーにおすすめ。
シャングリラシンガポールにはファミリーパントリーなるものがあって、子連れにはありがたいアメニティを無料で借りることができるんです。
ストッケのベビーカー、ベビーベッド、バウンサー、お風呂用おもちゃ、体温計、おまる、オムツ、おむつ用ゴミ箱まで用意されています。
(画像出典:Mum on the Move Shangri-La Hotel Singapore Review)
その他にも、お部屋にキッズスペースを備えた「デラックスファミリールーム」や、子供向けにアドベンチャーをテーマにしたお部屋作りの「テーマファイミリースイート」といったお部屋もあります。
▼「デラックスファミリールーム」
▼「テーマファイミリースイート」
キッズクラブ『buds』
シャングリラ・シンガポールには『buds』というキッズクラブあり、充実したプレイグラウンドがあります。
『Buds』基本情報
- 対象年齢: 5歳~12歳(4歳以下はトドラーゾーンを保護者同伴で利用可能)
- 利用時間: 9時~21時
- 料金表:
対象 | 料金 | 時間 |
テーマファミリースイート宿泊者 | 無料 | 制限なし |
デラックスファミリールーム宿泊者 | 無料 | 3時間 |
その他の宿泊者 | 28SGD | 3時間 |
一般 | 28~58SGD (時期や年齢によっても異なる) |
3時間 |
子ども1人につき大人1人まで入場可能です。
4歳以下の場合は付き添いが必要ですが、5歳以上は保護者なしで入場可能
2018年にオープンしたばかりのbudsはホテルの中とは思えないほどの広さ。
屋内にはボールプールやクライミングネット、滑り台など豊富な遊具や、お絵かきのお部屋、料理ができるお部屋など、充実度が半端ないです。
プレイグラインドの中には大人が入れないゾーンもあるので、専任のスタッフが常駐していて見守ってくれています。
5歳以上であれば、託児も可能で、屋内アクティビティのみにはなりますが、親がキッズクラブを離れても大丈夫です。
屋外には海賊船をイメージした遊具、噴水などの水遊びエリア、プール(スライダーなし)があります。
2019年年末には屋外プレイグラウンドの拡張工事が完了して、水鉄砲付きの新しいプールができるようですよ。
リチャージカフェ
(画像出典:tripadvisor “Buds by Shangri-La: Recharge cafe”)
子どもたちがキッズクラブで遊んでいる間、大人は隣接されたカフェでひと休みすることもできます。
日本でのキッズスペースのように、ずっと親が監視して見ていなくていいんですね。気が楽~♪
トドラーゾーン
4歳以下の子ども向けプレイグラウンド。4歳以下は保護者同伴でこちらで遊ぶことができます。
ボールプール、滑り台、ブランコなど、小さい子どもも安心して遊べるスペースがあるのがありがたいですね。
子どもは靴下の着用が必須になるので、準備していってくださいね。
シャングリラ・ラサ・セントーサ
セントーサ島でゆっくりファミリーで過ごせるホテル
「シャングリラ・ラサ・セントーサ・リゾート&スパ」はセントーサ島内にあるシャングリラになります。
そしてこちらのキッズクラブのトーツクラブはシンガポール最大規模あり、スライダー付きのキッズ向けプールも大きく充実しているので、ホテル内だけでも十分楽しめます。
外に観光に出るよういうより、ホテル内でゆっくりしたいファミリーにおすすめ。
メインレストランではキッズ用ブュッフェもあり、お部屋での子ども向けアメニティも充実していたりと、こちらもやはりファミリーフレンドリーなホテルです。
また、ビーチが近いので海で遊んだり、浜辺にもちょっとした遊具があって遊ぶこともできます。
▶▶▶シャングリラ・ラサ・セントーサ・リゾートの詳細はこちら
シンガポール最大のキッズクラブ『トーツクラブ(Toots Club)』
こちらがシンガポール最大規模のキッズクラブ『トーツクラブ(Toots Club)』。
キッズクラブ重視でホテルを決めるならこちらがオススメです。
『トーツクラブ』基本情報
- 対象年齢: 5歳~12歳(4歳以下はミニトーツクラブを保護者同伴で利用可能)
- 利用時間: 9時~21時
- 料金:
AM 9:30-15:00 (ランチ含) |
15SGD |
PM 15:00-21:00 (夕食含) |
15SGD |
全日 9:00-21:00 (ランチ&夕食含) |
25SGD |
ミニトーツクラブ | 無料 |
料金は食事代という形で、基本的にキッズクラブの利用料金は無料です。
宿泊者限定で利用できるキッズクラブなので、お手頃な値段で楽しめますね。
『ファミリーファンパッケージ』というプランで宿泊すると、トーツクラブが無料になるだけでなく、朝食夕食のブュッフェも無料お得なプランなので、利用を検討してみてくださいね。
トーツクラブ(Totes Club)では、5~12歳の子どもは保護者から離れて遊ぶことができます。というか保護者は入れません。
トーツクラブのスタッフに子どもを託して、大人はフリータイムを楽しめるわけです。
屋内のプレイスペースだけでなく、屋外にも出て行って遊びます。(安全面を考慮してプール遊びはなし)
屋内では巨大なツリーハウス、スライダー、映画上映、お絵かきゾーンなど、たくさんの遊びが楽しめます。
毎日日替わりで異なるアクティビティをたくさん用意してくれているので、滞在中毎日通っても楽しそうですね。
4歳以下の子ども向け『ミニトーツクラブ』
(画像出典:8days For $25, This Beach Hotel Will Look After Your Kids The Whole Day)
4歳以下の子どもは、保護者と一緒に、ミニトーツクラブというプライグラウンドを無料で利用することができます。
ボールプールや滑り台、ジャイアントブロック、映画やお絵かきなど、トーツクラブに負けず小さい子どもが楽しめるものがたくさん。
屋外に大型遊具『ネストピア』誕生
『ネストピア』という屋外の大型遊具が2019年に誕生しました。
ながーい滑り台にネットの遊具、クライミング、吊り橋、迷路など、屋外で体を思いっきり動かして遊ぶことができるプレイグラウンドです。
『ネストピア』基本情報
- 対象年齢:5歳以上
- 利用時間:11:00-21:00(平日)、9:00-21:00(土日)
- 利用料金:
1時間 | 10SGD |
使い放題 | 15SGD |
※『ファミリーファンパッケージ』で予約すると利用は無料になります。
つまり、シャングリラ・ラサ・リゾート・セントーサでは、子供向けの外遊び、水遊び、プール、室内遊びすべて網羅した施設を完備しているということですね。
▶▶▶シャングリラ・ラサ・セントーサ・リゾートの宿泊を検討する
リゾート・ワールド・セントーサ
リゾート・ワールド・セントーサとは
6つのホテル、カジノ、ショッピングセンターを備えた巨大リゾート。
すぐ近くにはユニバーサルスタジオ、水族館、ウォーターパークなどもあり、ファミリーでの観光には最適なロケーションです。
ハードロックホテル内にあるキッズクラブ
(画像出典:Resort World Sentosa Kids' Club)
リゾート・ワールド・セントーサの一つである「ハードロックホテル」内にキッズクラブがあります。
こちらは宿泊者に限らず誰でも利用可能です。
基本情報
- 対象年齢: 3~12歳
- 利用時間: 13時~21時
- 利用料金: 12SGD/時間
基本的に室内でのアクティビティで、ボードゲームやビデオゲームで遊んだり、映画を見たり、スタッフが絵本を読んでくれたりといった遊びが中心となります。
ビーズ使った工作やキーホルダー作りなどのアクティビティ(別で費用かかる遊びもあり)も行われています。
また、こちらには3歳以下の子どもが遊べるようなスペースはないので、こちらのキッズクラブを利用するには3歳以上であることが必須条件になります。
先に紹介したシャングリラホテルよりも規模はだいぶ小さくなります。また、午後からの営業になるという点も午前中から開いているシャングリラと異なる点ですね。
こちらにはカジノもあるので、大人がナイトライフを満喫する間子どもを預ける場所に利用するのかなぁと勝手に想像しています。
ハードロックホテルはプールが充実
(画像出典:tripadvisor Hard Rock Hotel Singapore)
こちらのキッズクラブがある「ハードロックホテル」は、プールが大変充実していて、全部で7つのプールがあります。
砂浜のあるプール、水が出る遊具やスライダープールもあり、子どもも楽しめるホテルになっています。
ファミリーに人気のフェスティブホテル
(画像出典:Resort World Sentosa Festive Hotel)
リゾートワールドセントーサ内にあり、もうひとつ家族連れにおすすめしたいのが「フェスティブホテル」。
子連れを意識したポップな部屋で、二段ベッドやロフトベットも備えたお部屋もあります。
ファミリールームを備えたホテルは他にもありますが、限られた数しかなくてお部屋が埋まっていたりして利用できないことも…。
しかしフェスティブホテルなら全てのお部屋がファミリー向けのお部屋になるのでどの部屋に当たっても安心。
ハードロックホテルと同じワールドリゾートセントーサ内にあるので、ハードロックホテル内にあるキッズクラブを利用するにも便利です。
フェスティブホテルに宿泊していても、ハードロックホテルにある砂浜があるプール、キッズ向けプールももちろん利用可能です。
シンガポールのキッズクラブありホテルまとめ
子連れで宿泊しても安心な高級ホテルで、子どもが英語環境のなかでキッズクラブが体験できるホテルをご紹介してみました。
どこに宿泊しても間違いないと思いますが、目的別にまとめると以下の通り▼
- 利便性の良い都市部に宿泊しながら、子連れフレンドリーなホテルで充実したキッズクラブを体験してみる。
シャングリラ・ホテル・シンガポール
『buds』
- リゾート気分を満喫しながら、シンガポール最大規模のキッズクラブを体験してみる
シャングリラ・ラサ・セントーサ・リゾート&スパ
『トーツクラブ(Toots Club)』
- ユニバーサルスタジオやウォーターパークなどファミリー向け観光スポットの近くに宿泊しながら、小規模なキッズクラブを体験してみる
ハードロックホテル
フェスティブホテル
『Kids' Club』
せっかくの子連れ海外旅行、観光+αの経験としてお子さんを現地のキッズクラブで遊ばせてみてはいかがですか?
生の英語に触れ、外国のお友達を作る良い機会になるかもしれません。