熱性けいれんを起こしたことがある子は
という疑問はありませんか?
うちの子が通っている保育園では、熱性けいれん持ちの子向けにいくつか決まりごとがありますが、
そのほかは他の子どもたちと同じようにきちんと預かってもらえています。
うちの保育園(23区内公立認可保育園)の場合は、こんな対応の中登園しています。
- 1時間ごとの検温
- ダイアップを保育園に預ける
- 37.5℃でお迎え必須
詳しくご紹介していきますね。
そのほかにも
熱性けいれん時は救急車を呼ぶのか?
この対応はいつまで続くのか?
なんていうこともお伝えしたいと思います。
ちなみに我が家の次男は、熱性けいれん&てんかん持ちです。
1歳8か月で保育園に入園しています。
熱性けいれんに関しては、3度熱が出たときに、合計5回起こしました。
(1度の熱で2回けいれんを起こしたこともあるのでこんな回数になっています)
そのときのことに関しては詳しく記事にしているので、ご興味あればぜひ↓↓
Contents
熱性けいれん持ちの子向け保育園の対応
1時間ごとの検温
乳児クラス(~2歳児クラス)の場合、通常は朝に自宅で検温して連絡帳に記入したらそれで終わりですが、
熱性けいれん持ちの子の場合は、自宅で測って、保育園登園時にも再度測って、その後もだいたい1時間おきに計測します。
外遊び前、食事前、お昼寝前後と次に控えているアクティビティに元気に参加できるか、という指標にするために測らせてほしい、と保育園からは言われました。
また、自宅の体温計と保育園の体温計に誤差が出る場合もあるため、いつも使い慣れた体温計を持ってきてほしいというリクエストがあり、毎日自宅の体温計を保育園に持参しています。
ダイアップを保育園に預ける
主治医の先生と相談して、抗けいれん薬である座薬のダイアップを保育園に預けるべきと判断された場合は、預かります、ということでした。
ただ、ダイアップを入れる行為は医療行為にあたるため、保育士の先生たちは行うことができません。うちの保育園には医療行為が可能な常駐看護師もいません。
なので、基本的に保護者がお迎えにかけつけた際に使う、というのがルール。
でも、「お迎えに時間がかかって、その間に熱がどんどん上がっている…という場合には使わせて頂きます」ということは言われました。
与薬指示書という書類を保育園からもらって、主治医の先生に記入してもらい、保育園に提出します。
そしてダイアップは毎日朝夕、保育園の事務所内の薬棚にあずけて、ひきとる、ということが必要になります。置きっぱなしはだめよということ。
37.5℃でお迎え必須
一度熱が出るとどんどん上がっていくことが見込まれるので、「熱性けいれん持ちの場合は37.5℃で基本的にお迎えのお願いをします」ということは言われました。
熱性けいれん持ちでない場合は、長男のときも元気であれば38℃くらいまで、電話もなく、保育園で様子見てもらえることもありました。
でも、熱性けいれん持ちの子の場合は、お迎えに向かっている時間に熱が上がりけいれんが起こることを懸念して、37.5℃でお迎え要請、という決まりにしているみたいです。
正直、次男の平熱が高めで37℃くらいで、朝いちの検温で37.2℃くらい出ることもざらにあります。なので、37.5℃はあっという間に出てしまいそうです。
それですぐに呼ばれてしまうのはキッツ…という印象です。
すぐに救急車を呼ぶことはない
万が一保育園で熱性けいれんを起こしてしまった場合、保護者サイドに「どうしてほしいか?」と聞かれました。
すぐに救急車を呼んでほしいのか?
様子を見てほしいのか?
私は何度か熱性けいれんを経験していますが、初めてのときや、時間を空けて何度かけいれんが起きてしまう場合には救急車を呼びましたが、
2,3分のけいれんが1度であれば、家で様子を見て、その後病院を受診しています。
なので、保育園に対しても、
「2,3分で終わる通常の熱性けいれんであれば、救急車を呼ばずに様子を見てほしい」
「けいれんが始まったら寝かせる体勢で体を横にしておいてほしい」
「けいれん後はおそらく眠ると思うのでお迎え到着まで、そのまま寝かせてほしい」
というようなことを伝え、保育園からも了承をもらっています。
ただ、例えば
・通常より長く、例えば5分以上けいれんがおさまらない
・食事中にけいれんが始まってしまい、のどに食べ物が詰まってしまう懸念がある場合
などは保育園の判断で救急車を呼ばせてもらうこともあります。
ということでした。
この対応はいつまで?
以上に紹介した通り、熱性けいれんの子に対していくつか決まりごとがあるんですが、これはいつまで続くのか??ということですが、
少なくともうちの保育園では、
- 幼児クラス(3歳クラス)へ進級
- 熱性けいれんが1年以上起こっていない
以上のどちらかに当てはまると、今のような厳しさは抜けるみたいです。
少なくとも
・登園時を含む1時間おきの検温
・37.5℃で即お迎え
・ダイアップを毎日預ける
というようなことは解除となるようです。
熱性けいれん自体3歳を過ぎるとかなり減少するという統計もありますし、1年ほど熱性けいれんを起こしていないとだいぶ安心できるレベルみたいです。
熱性けいれんの子を持つママへのアドバイス
とにかく、お迎えコールをたくさん受ける準備をしておくこと!
例えば、
保育園からのお迎えコール対応
子どもが熱のときに会社を休む
のって大体ママが多い印象ですが、夫婦で分担する体勢を作っておくとか。
私自身、保育園にも
「長男くんのときよりも、かなり多くお迎えのお電話が来ることを想定しておいてください」
と言われましたし、
保育園の送迎に関しては、これまで夫は完全ノータッチだったので、
「もうちょっとパパの協力をもらわないと、ママ一人だと厳しいよ」
というアドバイスまでいただいてしまいました(汗)。
私は復職前に上司に、子どもが熱性けいれん持ちなこと、そのため、微熱が出た段階でお迎えに呼ばれてしまい、頻繁になることが予想されることを話しておきました。
そしてもちろん、夫にも同じように職場に事情を伝え、理解を得られるようお願いをしました。
あとは、あまりにも子どもの熱で休むのが頻繁になったときのためにも、病児保育に登録しておきました。
私が登録したのは、シッターさんに自宅まで来てもらい、仕事の間、子どもをみてもらうタイプのものです。
とにかく、ひとりでかかえないこと!
熱性けいれんを起こすのはママのせいでもなんでもないし、夫婦の子どもなんですから、夫婦ともに働く親なんですから、ふたりで分担しあいましょう!
(自戒を込めて)
そして夫婦だけではキャパオーバーのときには、もしいるのであれば近くに住む親せきや、病児保育なども頼りましょうね。
熱性けいれんも一生続くわけではないです。
3歳ごろには落ち着くはず。それまで頑張りましょうね!
(自分へのメッセージも込めて…!)
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