夜中におっぱいを求めて子供に何度も起きられ、「夜間断乳したい…」と思う方多いのではないでしょうか。
私も添い乳をしていたこともあり、1,2時間おきに起こされ、寝ぼけ眼で添い乳しながらまた寝るというような日々を送っていました。
また、長男の時には、夜中2時間おきの添い乳がずるずると1歳10ヶ月頃まで続いたので、今回はそんな細切れ睡眠生活を早めに終わらせたいと思い、8ヶ月で夜間断乳にふみきることにしました。
まとめて寝るようになるまで少し時間はかかりましたが、結論から言うと、
夜間断乳、やってよかったです!!!
Contents
夜間断乳という選択をした理由
断乳は夜間のみ、昼間は変わらずあげ続けるという選択をしました。
日中も含めて完全に断乳というチョイスもなかったわけではないのですが、下記の理由から夜間のみ断乳することにしました。
- 日中の授乳に関してはストレスはなく、夜間頻繁に起きてしまう原因だった添い乳をなくして寝かしつけの方法を変え、私自身の夜の睡眠の確保をしたかったこと
- 8ヶ月で離乳食をあまり食べず、2回食だったため、母乳をなくして完全に離乳食から栄養を取ることはまだ難しかった。
- まだ日中も母乳から多く栄養を取っていたので、母乳の分泌量も多く、完全断乳してしまうとおっぱいケアが大変そうだったこと
夜間断乳のやり方
当日に「ねんねの時はおっぱいバイバイよ〜。パイパイなしよ〜。」と言い聞かせて夜間断乳スタート!
寝る前の授乳は座って行う
夜間断乳を機に、夜とお昼寝の時に行っていた添い乳は完全に廃止しました。
夜は暗くした寝室に連れていって、布団の上で座って最後の授乳をして、終わったら布団に置く。
授乳で寝落ちしそうになっても、そこで寝かせずドサッと布団に置いて、そこからトントンして寝かせるようにしました。
おしゃぶりは残しておくことに
おしゃぶりについては賛否両論あるかと思いますが、次男はおしゃぶりにかなり頼っています。
長男は何度試しても拒否されましたが、次男は産まれてすぐから結構上手におしゃぶりをしゃぶる子で、特に眠いときやご機嫌が悪いときには、おしゃぶりをしゃぶると落ち着くようで、かなり頼らせてもらってます。
歯並びにも影響するという話も聞くし、夜間断乳の際におしゃぶりも一緒にやめようかとも考えました。
でも、次男の落ち着く2大アイテムであるおっぱいとおしゃぶり、一度に2つとも取り上げてしまうのはかわいそかな、というのと、
おしゃぶりに頼れなくなるのは私としても辛すぎる…ということでおしゃぶりは残しました。
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朝方の授乳タイミング
夜間断乳なので、朝になったら授乳したいけど、何時ごろあげるのが良いタイミングなのか悩みました。
正解はないと思うのですが、結局、私は「就寝前の最後の授乳から8時間程度たっていたらあげる」と決めました。
そうすると、就寝後一度も起きなければ、私も一緒に7~8時間の睡眠が取れることになるので、それだけ寝られるようになれば夜間断乳は成功だと思ったからです。
あまり長く開けすぎると、私のおっぱいも張りすぎてしまい、乳腺炎などを起こしてしまうのが心配だったので、8時間後の授乳を目安にしました。
最初は8時間も経つとおっぱいがパンッパンでしたが、痛いほどガチガチにはならず、搾乳もせずに乗り越えられる程度でしたよ。
(最終的には8時間→6時間になるのですが…。この話はまたのちほど。)
▼張って辛いときは搾乳機でしぼってみるものありかも
夜間断乳のスケジュール
断乳一日目
23:00 背中トントン+おしゃぶりで就寝
02:30 おっぱい欲しがり起きる→ギャン泣き
03:30 抱っこで寝る
05:20 モゾモゾ起きる→トントン+おしゃぶりで寝る
06:10 モゾモゾ起きる→トントン+おしゃぶりで寝る
06:40 起床・授乳
2:30に起きたときにかなり激しく泣きました。
「のどかわいたかな?」と準備しておいた水をあげようとしても、のけぞってギャン泣きして拒否。
15分ほど泣いた後、抱っこにおしゃぶりで寝ました。
が、布団への着地に何度も失敗してギャン泣き→抱っこで寝るの繰り返しで1時間ほどかかりました。
ただ、ギャン泣きしたのはこの一回のみ。
何度も起きて、2,3時間泣くのを覚悟していたので「意外に泣かなかった」というのが初日の感想。
この日は前日の夕寝を変な時間にしてしまったので就寝時間がかなり遅くなってしまいました。7時間半睡眠て短いだろ…母も眠いよ。
断乳2日目
前日の睡眠不足もあったのか、朝寝を3時間以上もしました。
日中のお昼寝時も、添い乳はやめて座って授乳です。
日中はいつもの変わった様子はなく、特に甘えん坊になったり、おっぱいに執着することもありませんでした。
22:00 背中トントン+おしゃぶりで就寝
02:00 モゾモゾ起きる→背中トントンで寝たりモゾモゾ起きたりを30分ほど繰り返す
03:30 泣いて起きる→抱っこで寝る
05:00 泣いて起きる→座って授乳→再び寝る
07:00 起床
この夜はギャン泣きはなし。
3:30に「ふえーん」と泣いて、背中トントンでもダメそうだったので抱っこしたらスンっと寝ました。
それでもまだまだちょくちょく起きます。
断乳3日目〜10日頃
ギャン泣きこそしないものの、夜中3〜5回ほど起きてふわーんと泣いて抱っこで寝たり、起きたら背中トントン+おしゃぶりで寝かしつける、そして明け方授乳を解禁するというサイクルが続いていました。
なかなか目指していた「夜通し寝る」ようにはなりません。
さらにおしゃぶりが取れてしまうとすぐに泣いて起きたり、背中トントンで寝かしつけたと思っても、またすぐ「ふぇ…ふぇ…」と起きてやり直しということが何度も続いて、
「私が夜中起きる回数や長さは変わっていないんじゃないか?」
「あまり寝不足感が改善されている気がしないぞ。」
という感じで少し弱気になりました。このままだったらどうしよう…と。
授乳間隔は8→6時間に修正
夜間断乳開始から1週間ほどたった頃から、最後の授乳から6時間たった頃に激しく泣くというサイクルがあることに気がつきました。
最初はいつも通り背中トントンや抱っこ、おしゃぶりでごまかそうとしていたのですが、この時ばかりはなかなか泣き止まず、結局覚醒してお目めぱっちりしてしまうこともあったり。
あまりにも毎日決まって約6時間後に起きて泣くので、離乳食もそんなに食べない時期だったこともあり、
「6時間たつとお腹すいちゃうのかなぁ?」と考え、そのタイミングで授乳してあげることにしました。
なので完全夜間断乳にはならず…汗
離乳食をもう少し食べられるようになったら、この間隔も長くなるよう調整しようと決め、一旦は6時間であげることに落ち着きました。
離乳食の進みは変わらず、食べない(泣)
残念なことに、授乳間隔が大幅に空いても、起床後、朝の離乳食を食べることはありませんでした(泣)。
通常は、大体授乳から3,4時間後くらいで離乳食の時間を設けていましたが、夜間断乳を始めてからは、6,7時間ほど空くこともありました。
お腹はすいていると思うのに、全然食べない(泣)。
離乳食が進まないのは、授乳間隔だけが原因ではなかったんだと思い、違う角度から(食材の柔らかさを変えてみる、味を変えてみるなど)色々試してみることにしました。
1ヶ月経ち夜間完全断乳完了
離乳食もやや食べるようになってきたので、夜中一度もうけていた授乳もやめて朝まで寝てもらうようにしました。
夜間断乳スタートから1か月ほどたってからです。
最初は結構泣かれましたが、3日ほどで慣れ、いつも授乳してあげていた時間になると、目を覚ましてグズグズするものの、おしゃぶり+背中トントンでまたすぐに寝入ってくれるようになりました。
9時間ほど授乳なしということになりますが、ごきげんで起床します。
まだ夜中の授乳していたタイミング辺りで目を覚ますほか、寝ている間におしゃぶりが外れたり、布団が身体に巻き付いて不快なようで、たまに目を覚ましてしまうことはありますが、大体1,2回ほどです。
完全に朝まで寝るようにはまだなっていませんが、母子ともに大分まとまって睡眠が取れるようになってきました!
私の身体もしっかり休まることができ、朝も自然とシャキッと自然と目が覚めることが多くなった気がします。
まとめ
母子ともにまとめてぐっすり眠れる時間が増え、「夜間断乳してよかった〜!」と思っています。
かなり激しく泣いたのは初日の1日のみではありましたが、まとまった睡眠を確保できるまでは2週間〜1ヶ月ほどかかりました。
それまでは身体が少し辛かったり眠たい日もありましたが、その大変な時期を乗り越えてこの楽さがあると思うと、迷っている方は是非実践してもらいたいなぁと思っています。
夜はママ(パパ)も赤ちゃんもしっかり寝て、朝からはお互いニコニコ過ごせたらいいなと!
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