ひらがないつから読めるようになる?保育園児のうちの子は年中、5歳前で読めるように!

ちゃみ
だんだん周りの子がひらがなを読めるようになってる…。でもうちの子はまだ全然でちょっと焦るな…。

 

そんなことありませんか?

まさに私がそうでした。

でも最近、保育園の年中クラスの息子が5歳を前にしてひらがなを読めるようになりました。

 

うちの子は、文字への興味を持つのがちょっと遅めだったこともあり「なかなか読めるようにならないなぁ」とヤキモキした時期もあるので、親として少しホッとしている私がいます。

この記事では、息子がひらがなを読めるようになるまでの過程で知ったこと、感じたことをお伝えしていきたいと思います。

 

主には

  • 保育園では3歳ごろから読める子が増えるよ
  • 我が家でひらがなを読めるまでにやったことはカルタ、ひらがなポスターだよ
  • 保育園ではひらがな教えない
  • 子どもが文字に食いつくまで待とう
  • 就学前までにはひらがなの読み書きは身につけておきたいと思うよ

 

というお話しをしたいと思います。

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年少からひらながを読める子が増え始める

保育園では、3歳クラスからだんだんとひらがなに興味を持ち、読めるようになる子が増えていきました。

年少って早くないですか?!

私としては「3歳で?!早いなぁ・・・」という印象だったのですが、さすが23区内の保育園だけあるのか、公文やその他幼児教室に通っている子も多く、結構早くから読みだしている子がたくさんいました。

ちゃみ
あとはお兄ちゃんやお姉ちゃんがいると文字への興味も早いみたいですね。

 

 

年少クラスが終わるころには、絵本をスラスラと読めるようになっている子もいてびっくりしましたね。

文字学習なんて全く考えていなかった私ですが、クラスの半分以上がひらがなを読めるようになってきた年少クラスの後半ごろから、そろそろ息子にも文字に興味を持てるようなしかけを作っていったほうがいいのかなと思い始めました。

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保育園でひらがなの学習はなし

近くの幼稚園ではほぼどこでも文字学習があるようですが、少なくともうちの保育園ではありません。

ひらがなの読み・書き、全くやらないようです。

 

年長さんになると、特に女の子はお手紙を書くようになるらしく、「なんて書いてあるのかな~?」くらいは先生も介入するようですが、「文字を教える」といようなスタンスのことはやりません。

 

ただ余談ですが、ひらがなの練習はしないものの、時計と日付を読む練習は日々の生活の中で行っているので、数字は年少の頃にはほとんどみんな読めていたように思います。

 

保育園内にある5歳児さんの絵の展示などを見ていると、

・自分の名前や将来の夢をすべてひらがなで書ける子
・名前は書けるけど、それ以上は書けずに先生に書いてもらっている子
・自分の名前もあやしくて、ほとんど先生に書いてもらっている子

と色んな子がいました。

ちゃみ
個人差がありますね。

 

なので、少なくともうちの保育園の場合は、小学校入学までは「文字学習は家庭で」が基本になります。

ひらがなが読めるまでに我が家がやったこと

『ひらがなを教える』というようなスタンスは取らなかった我が家ですが、子どもが少しでも文字に興味関心を持ってもらえるようなしかけ作り、環境作りはある程度意識しました。

かるた

ひらがな学習のとっかかりはかるた遊びでした。

一時期、テレビ以外の室内の遊びパターンを増やしたいと思っていた時期もあって、かるたを買ってみました。

室内遊びが苦手なお子さんがいたら読んでみてください▼

 

年少クラスのころ、ちょうど保育園でもかるた遊びが始まったので、その流れで家でも取り入れてみました。

うちはディズニーのものを買ってみたのですが、ひらがなには興味がなくてもやはり知ってるキャラクターのものだと食いつきがいいですね。

 

 

一緒に遊びながら、どんな文字があるのか把握する程度には役立ったかなと。

ただ、結局私が読み札を最後まで読んだ上で取り札を探すので、ひらがなを把握しているというより、読み札の内容を探す、という感じになっていて、あまりひらがなを覚えたという気はしていません。

ちゃみ
我が家の場合はあくまでとっかかり。

 

お友達はかるたでひらがなをあっという間に覚えたという子もいるので、場合によってはかなり効果を発揮することも。

『あっちゃんあがつくたべものあいうえお』絵本

保育園では文字学習をしないとお話しましたが、この絵本は年中になった頃から先生が読んでくれたり、クラスの部屋に置いてあって、自分たちで手にしたりとかなりヘビーユーズしていたようで、ある意味、保育園での文字学習の一環になっていたのかなという印象です。

 

ちゃみ
50音が食べ物の絵本となって、リズミカルに楽しく学べる絵本なんです。

 

この本は自宅では持っていなかったのですが、例えば子どもが「い」というひらがなをどこかで目にすると「いっちゃん、いがつくいちごジャム♪」と、この絵本の内容をつぶやいていたりするんですよね。

保育園で読んでる絵本をコピーしちゃっているんです。

この本はひらがなへの興味や習得に影響してくれていそうだなと思い、我が家でも購入しました。

 

この絵本のかるたバージョンもあり、こちらもママたちの間で結構人気です。

ひらがなポスター

我が家のひらがな学習で一番大きい影響はこれだったかなと思います。

お風呂に貼ってあるのですが、バタバタなワーママ生活の中、親子ともにリラックスして時間を過ごす場所のひとつがお風呂。

テレビもスマホもなく、ひらがなポスターが唯一のエンターテインメントという感じ。

 

お風呂につかりながら、「『か』はどーこだ?」というような問題を出し合いながら毎日遊んでいました。

そのうち、文字を横に読んだり(あかさたな)、下から読んだり(おえういあ)、文字と文字をつないで、ポスターを指さししながら「さ・か・な」「お・つ・か・れ」などと言葉を作っていくようになりました。

 

そんなことをしていくうちに「そういえばもうひらがな全部読めるね!」というレベルまで達したんですよね。

ちゃみ
ちなみに我が家のポスターはセリアで購入しました。100均様さまです。

家庭学習

我が家では以前はポピー、今はがんばる舎というプリント学習の教材を利用しています。

 

下の子にぐちゃぐちゃにされるのと、子どもが机に向かうのが好きなタイプではないので、毎日やっているわけではないですが、たまに気が向いたときに少し取り組むようにしています。

がんばる舎のプリントには、数字、図形、ひらがななどいくつかコンテンツがありますが、特にひらがなのお勉強は息子がずっと避けていました。

ちゃみ
本当に興味なかったんですよねぇ。

 

でも少しひらがなが読めるようになってからは、文字学習のプリントもやり始めるようになりました。

わかるようになると楽しいんでしょうね。

設問のなかには

「『あ』で始まるものはどれでしょう?絵の中から選んで線で結びましょう」

といったような問題もあり、少しずつひらがなを定着させていけたかなと思います。

 

なので、プリント学習を通してひらがなを学んだというよりも、少しひらがなが読めるようになったタイミングでさらに学習の促進になったという感じです。

焦ったけど本人のやる気を待つ

クラスの多くがひらがなを読めるようになっている中、ひらがなを読めない、興味も示さない我が子に、正直焦りを感じることもありました。

先輩ママたちからは

「やりたいと思う時期が絶対来る」
「興味を持ったら覚えるのが早いからそれまで待って」

などというアドバイスをたくさんもらっていました。

 

でもまだそのレベルに達していなかった私は、

「そうなんだ、その時が来るのを待っていよう。我慢、がまん…。」と思うと同時に

「もしその時期がうちの子に来なかったら?!室内遊びも苦手、机に向かうのも嫌い、ひたすら外で走ることが大好きな子だし、文字学習に興味を示さないかもよ?!」

と思っていました。

 

でも、そんな子にも、ひらがな学びたい時期は来ました!!

 

「もっと読めるようにがんばろう!」「これ読んでみて!」とうっとおしいくらいな声かけをしたり、ひらがなのワークを無理やりやらせたくなる気持ちをぐっとおさえて、彼のやる気を待ってよかたなぁという気持ちです。

そして一度食いついたら習得スピードは半端ないです!!

ちゃみ
本当に。これは声を大にして言いたい!

 

ひらがなセンサーのようなものが作動して、目に入ったひらがなを片っ端から読もうとしていました。

お菓子のパッケージの文言、Eテレの歌詞テロップ、宅急便のお兄さんの名札、もう全て声に出して読んでいました。

ひらがなとは何ぞや、ということがわかるようになると、今度はひとりで永遠にしりとりし始めたり(笑)。

 

そしてあっという間に50音覚えてしまうんですねぇ。

ちゃみ
子どもの学習能力に驚くばかりです。
結局のところ、どうやってひらがなが読めるようになったかって、子どもが読みだしたんです。
知りたい、読みたい意欲が半端なくて、私に聞いたり保育園の先生に聞いたりしながら着実に身に付けていったんですね。

 

保育園の先生も言っていましたが、近年だんだん子どもたちのひらがなを読めるようになる時期が早くなっているみたいです。

 

そんなこともあり、我が家のように「みんな読めてるのにうちの子はまだ…」と焦ることもあるかもしれません。

そんな周りの環境は気にせず、就学前までにひらがなを身に付けられるように子どものペースを大事にしていきましょうね!

読むだけでまだ書けない

自分の名前を記号のように「描いて」はいますがw、まだひらがなを書けるというレベルではありません。

これまた息子がいる保育園の年中クラスでは、大半の子がある程度ひらがなを書けているので、うちの子は遅めではあります。

ちゃみ
でも一度スイッチが入ったら習得はあっという間だということがわかったので今は安心して待てています。

 

それに、やはりひらがなを読めようになると、書くことに興味が移ってきたようで、

「『きりん』ってどう書くの?」と聞かれ、私が紙に書いてあげると、何度も自分なりにマネして書こうとしています。

 

(4歳息子の書く「きりん」がかわいいww▼)

 

こうやってきっとだんだんと書けるようになっていくのだと思います。

小学校入学前にはひらがな読み書きできるように

私が最近出会って感銘を受けた本『世界最高水準の子育て』の中では、

「子どもが小学校1年生に上がるまでには『本が読める』ようにしておく」と良いと書かれています。

 

というのも、小学校に入学すると、人生で初めて客観的に「勉強ができる・できない」という判断を学校の先生から判断されることになるからです。

 

ちゃみ
「読める人?」という問いかけに「はいっ!」と手を挙げることができたら、子どもの自信にもつながりますよね。

 

また文字が読めないと、教科書を開いても何が書いてあるのかわからず「自分は勉強が苦手だ」と、勉強全般に関して苦手意識を持つようになってしまうことにつながるというのです。

 

なので、この本にも「遅くとも5歳には文字学習を始めましょう」というようなことが書いてあります。

 

文字学習と言っても、机に向かってがっつり勉強をしないといけないわけじゃなくて、かるた遊びをしたり、先ほどご紹介した「あっちゃんあがつくあいえお」の絵本を読んであげたりと、楽しみながら学べる環境を整えることから始められたらいいのかなと思います。

入学時にはひらがな読み書きできる前提

それに、うちの子が通うことになる近くの公立小学校では、入学してすぐの5月ごろに「運動会の目標を書く」という課題があるそうです(学校で)。

ということは、1年生の5月にはひらがなを書けているという前提ということですよね。

 

一般的には「文字学習は小学校から」、なんて言われますが、入学時には少なくともひらがなの読み書きができている子ばかりなのが現実だということです。

そう思ったら「就学前にはある程度身に付けておかないと!」と焦りのようなものを感じました。

ビシバシやる必要は全くないと思います。

ただ小学校にあがったとき、子どもが戸惑ってしまうのを避けるためにも、少し背中を押してあげることも必要なのかなと思いました。(そこまでする前の段階で習得してしまう子が多いのかもしれませんが)

まとめ

文字習得がだんだんと若年化していることもあり、我が家のように子どもが文字になかなか興味を示さず、遅れを取っているように見えると焦ることもあるかと思います。

でもきっと!お子さんが文字に興味を持つタイミングはいきなり!やってきます。

ちゃみ
そのタイミングを待って楽しくひらがなの読み書きができるようになったらいいですよね。

 

この記事でお話したことまとめると、

  • 保育園では3歳ごろから読める子が増えるよ
  • 我が家でひらがなを読めるまでにやったことはカルタ、ひらがなポスターだよ
  • 保育園ではひらがな教えない
  • 子どもが文字に食いつくまで待とう
  • 就学前までにはひらがなの読み書きは身につけておきたいと思う

 

保育園児のひらがな学習のリアルな体験でした!

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