頭痛がすると思ったら、耳の後ろのしこりに気づいて、押したら激痛!
「何これ?!」と思ったらリンパ節炎なるものでした。リンパ腺が腫れていたんですね。
これまで風邪をひいたりした時にも、リンパが腫れたことはなかったので初めての経験でした。
痛み止めなしではまともにいられないほどの激痛でびっくりしました。
その時の体験をお伝えしたいと思います。
Contents
最初は後頭部の頭痛から
いつも頭痛はこめかみのところが痛くなるのですが、今回は後頭部に痛みがありました。
頭痛がしても大体一晩寝れば治るし、ひどければ頭痛薬を飲めばすぐに良くなります。
でも今回は寝ても治らない。痛み止めが切れるとまた痛くなる。
そしてその痛みがどんどん強くなる。
でも頭を触っても特に異常はなさそうだし、とりあえず耐えていました。
耳の後ろにしこり発見。押すと激痛!
毎日ずっと頭が痛くて、どうして?なんで?と後頭部の近くを探ってみていると、耳の後ろにしこりがあるのを発見!しかもそれが激痛!
頭痛の原因はこのしこりでした。
「耳の後ろ しこり」で検索してみると、どうやらリンパが関係している様子。リンパが腫れてしまっているんだろうなと思いました。
でも自己判断はできないので、あわてて子ども二人抱えて病院へ。
リンパが腫れたら耳鼻科に行こう
その日は土曜日。日曜だとどこも病院は閉まってしまうので、「今日中にどうにかしなければ!耳の後ろの皮膚が腫れてるから皮膚科かな!」と安易に考え、近所の皮膚科にかけこみました。
ところがリンパの腫れなど首関連の症状は耳鼻科なんだそう。皮膚科の医師が一通り診察した後で教えてくれました(汗)。
診察してくれた医師によると
「耳の後ろもそうですが、首のリンパも腫れてますね。リンパ節炎だと思います。」
という診断。
気づかなかったけど、左側の首のリンパもボゴっとしこりになっていました。ここは痛みはさほどなかったです。
「気になるようならリンパの領域は耳鼻科なので受診してくださいね」と言われましたが、おそらくリンパ節炎だということ、自然に治るまで待つことがわかったので、様子を見ることにしました。
原因はウィルスの侵入?疲れによる免疫低下?
医師に「風邪引いたり、何かウィルスに入られるようなことありました?」
と聞かれましたが、私も家族も誰も風邪引いていなかったし、感染のもとになるような傷もなかったので思い当たる節がない。
リンパが腫れてしまう原因には下記のようなものがあるようです。
・風邪やインフルエンザにより免疫系が弱まり自然治癒力が低下している。
・虫歯や口内炎が首のリンパに影響している。
・耳に炎症がある。(中耳炎など)
・結核や扁桃炎などの病気。
・慢性関節リウマチのような免疫不全。
・特定の薬物の副作用。
・白血病
・ホジキンリンパ腫や非ホジキンリンパ腫。(がんの非常に一般的なタイプです)(出典:みんなの健康「リンパが腫れたときにしなければならないこととは」
この中には当てはまるものがないのですが、思い当たることとしたら疲れや寝不足でリンパの流れが悪くなり詰まってリンパ節炎になってしまったのかな、ということ。
リンパの流れが滞ると炎症になることもあるようなんです。
筋力が低下している場合や、あまり身体を動かさない場合は、 リンパも流れにくくなり、その状態が続けば詰まりやすくなってしまいます。
常にストレスや疲れなどを抱えていると、筋肉が緊張してこわばります。 するとリンパの流れも悪くなり、詰まりが生じて腫れるのです。
(出典:研身整体院 「免疫力を左右するリンパ、ストレスや疲れが原因で腫れる?」
当時、次男の産後3ヶ月で、赤ちゃんはまだまだまとめて眠らない時期で、私も寝不足が続いていましたし、添い乳を含めた授乳に抱っこばかりで血流が悪くなっていたのは明らか。
次男のお世話に加えてやんちゃな3歳の長男の相手もしないといけず、疲れていなかったといったら嘘になります。
結局はっきりした原因は究明できませんでしたが、個人的には寝不足・疲れが発端なのではないかなと思っています。
痛み止めでしのいで自然治癒を待つ
放っておけば自然に治るらしいのですが、多くの場合抗生物質が処方されるとのこと。抗生物質を飲めばすぐ治るらしいのです。
しかし、生後3ヶ月の次男にがんがん授乳していたため、抗生物質は飲めず。
でもこの痛みをどうにかしてほしい!とカロナールという痛み止めを処方してもらいました。
寝ていても目が覚めてガンガンズキズキして涙が出てくるほど痛かったです。
少し調べてみると、カロナールは副作用がなく、子どもや妊婦さんでも安心して飲める薬であるので、鎮痛作用自体もやさしめのよう。
なのでもう少し強い痛み止めを求めて、ロキソニンを薬局で購入しました。
ロキソニンの服用については、授乳中の人は医師に相談が必要です。
私は産後の後陣痛&会陰切開後の痛み止めで産科でロキソニンを処方されました。授乳していても大丈夫とのことで医師から処方されたので今回もロキソニンにお世話になることにしました。
しかし個人の体質もあるかと思いますので、医師と相談の上服用をおすすめします。
ロキソニンを飲んでやっと痛みは落ち着きました。
それでも薬が切れるとまたズキズキしてくるので、6時間開けてまたすぐ服用、というようなことを2週間ほど(!)続けました。
なかなか痛みが取れず、「いつまで続くのー?(泣)」と思いましたが、病院でも「1,2週間ほど続くことがある」ということを言われていたので、ひたすら待ち続け、だんだん痛みが気にならなくなっていきました。
しこり自体もすこーしずつ小さくなっていきました。痛みがなくなってからもしばらくしこりは残ったままでしたが、忘れた頃にいつの間にか消えていました。
再発を防ぐためにリンパの流れをよくしておく
結局原因はよくわからずじまいでしたが、リンパを詰まらせないためにも、疲れを溜めずによく眠る&リンパの流れをよくするように心がけています。
鎖骨の近く、脇の下、膝の裏には大きなリンパを流すポイントがあるようで、しっかりもんでリンパを流してあげるといいんだそう。
特に鎖骨回りは、全身を流れるリンパの入口&出口で重要なポイントのようで、リンパの流れが滞っていると触れただけで痛みを感じる人もいるんだとか。
鎖骨回りならいつでもマッサージできるので、ふと気づいたときに触るようにしています。
セルフリンパマッサージのわかりやすいやり方があったので紹介しておきます▼
(出典:ヒューマンタッチリンパスクール「リンパマッサージとは」)
リンパドレナージュというマッサージもありますよね。
リンパ液にそって優しくマッサージすることで、体に不要な老廃物を排出し、体の機能や美容効果を高めてくれるマッサージです。
まとめ
あそこまで強烈な痛みを感じたのは久々だったのでびっくりしました。
抗生剤を服用できなかったので痛みが長い間続いたのもきつかったですね。抗生剤飲めばすぐ治るとお医者さんも言っていたので、リンパの腫れに気づいたらすぐ耳鼻科を受診しましょう。
もしかしたら稀なケースだったのかもしれませんが、後頭部の頭痛を感じたら、首や耳の後ろのリンパが関連しているかもしれないので気にしてみてくださいね。