【保活】保育園を選ぶ際に優先した項目は?

 

我が家は都内23区内に住んでいます。おそらく都内はどの区に住んでいても毎年認可保育園の申し込みは激戦だと思われます。

私の居住区では4月入園の申し込みは前年の12月頃に行われます。10月頃からは児童館などで会う復職組ママたちとも保育園談義に花が咲いていました。皆さんよく調べられていて刺激になるし勉強になったことを覚えています。

「私も頑張らなきゃ!」と色々調べて、何を重要視したいのかよく考え夫婦で話し合い、園見学をし、全てを加味した上でなるべく入園可能性の高い保育園を希望するようにしました。

その保活経験を踏まえて、「我が家はこんな風に希望園を選んだよ」ということをご紹介したいと思います。

※この記事では認可保育園の一斉申込みに関する情報をまとめています。認証保育園に関しては、我が家はほとんど登録しなかったのであまり知識がなく今回は割愛させて頂きます。

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候補保育園の見学を強くオススメ

まず本題の前に、園の見学、した方が良いと思います。

私が住む区では申込書に第7希望の保育園まで記入できるのですが、我が家が見学前にほぼ立地と競争の激しさだけで選んだ希望順と、見学した後の希望順ではガラっと変わりましたので。

ネットやママ友からの情報、区からもらえる資料などで各保育園を知るには限界があります。 私も最初は「どこもそんな変わらないでしょ。入れればどこでもいいやー。」と思っていましたが色々違います。

可愛い我が子が日中ほぼ丸一日過ごすことになる保育園、是非直接目で見て確かめてみてくださいね。私は長男を抱えて10園ほど見学に行きました。

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①立地 駅近の園は人気

※番号と優先した順位は関係ありません。私の中で順位付けは難しいので、優先した項目のみご紹介です。

我が家は基本的に自転車で送り迎えをするので、自宅や駅から少し遠くても通園時間は知れている為、あまりここにこだわりすぎないようにはしました。優先度は低めです。

ただ、もし自転車に乗れず(雪が降ったり、自転車が壊れたり)歩いていくことになっても、なんとか通える距離の園を選びました。具体的には自宅及び駅から私がスタスタ歩いて20分以内の距離にあること。

実際、長男が通っている園が大人の足で自宅から20分程度なのですが、悪天候時や第二子妊娠後期は歩いて保育園まで行ったことも何度かありますが、何とかなる距離。

2歳頃になってくると、これくらいの距離だと一緒に歩けるようにもなります。倍の時間がかかりますが・・・。

例年の申し込み状況を見るとやはり駅近の園は競争が激しく、駅から遠い園ほど希望者の数も減ります。

②保育時間 延長保育時間が園によって異なるよ

長男が通っている保育園は延長保育がない為、18:15で完全閉園です。その為この保育園に通っている間は、私はフルタイム勤務に戻れないし、定時ダッシュしても帰宅が18:15を過ぎる夫にお迎えを頼むこともできません。

とっても良い保育園ですが、延長保育を行っていない為、避ける家庭が多い傾向にあり、我が家もなんとか入園できたのかもしれません。やはり延長保育が遅い時間まで可能な園は人気です。

個人的には17:45の定時まで仕事をしてお迎えに行くことを考えると、19:00頃までの延長保育はほしいところ。その時間までの延長保育を提供している園もたくさんあります。

園によっては22:00まで延長保育を行っているところもあります。

勤務時間と通勤時間を考えて、その時間帯はしっかり保育してくれる保育園を探しましょう。

③競争率と昨年度入園した家庭の最低ポイント数

前年度以前の申し込み状況(募集枠に対する応募人数)がインターネットで確認できるようになっているので、例年の傾向を調べるようにしました。

例えば、募集枠4名に対して第一希望だけで50名ほどの申し込み人数だったりする園は「絶対無理だろぉ(泣)」とどうしても避けてしまいます。

また、多くの地区でそうだと思いますが、認可保育園入園はポイント制で、ポイントが高い家庭から希望が通っていきます。

両親フルタイム外勤の家庭(我が家もここ)には一定のポイントがつきます。

しかし人気の園はそれでも入園不可なんてこともざらにあるんです。
(ちなみに私の居住区では、自営業だったり、在宅ワーク、パートタイムだったりすると、フルタイム外勤より更にポイントが低くなります。)

片親だったり、子どもが双子だったり、兄弟姉妹が既に希望保育園に園児として在籍していたりする家庭などには、更にポイントが加点されるので彼らの方が有利になります。

そして加点ありの家庭だけで枠が埋まっていき、両親フルタイム外勤オンリーで加点ポイントなし”の我々まで順番が回ってこないっていう保育園も出てくるわけです。

やはりそういう人気園は駅近&保育時間が長い園が多いんですけどね。

これを知った時なんて厳しいんだ!」と驚きました。

なので、希望保育園の前年度入園児の家庭の最低ポイント数を聞き、加点が必要なレベルだと「うちじゃ厳しいかも」と考える基準にしていました。

これ結構重要だと思うんですよね。ほぼ立地のみを優先して激戦園ばかり書いて全落ちし、結局仕事を辞めざえるを得なかったママさん知ってます。

ここまでやらないといけない社会になっているのは悲しいですが、少しでも入園の可能性を上げるためにも作戦は立てましょう。

最低ラインポイントの情報は保育園見学の時に聞いたり(把握していないと言われた園も結構ありましたが)、知り合いのママさんから聞いたり、区の担当に聞くと教えてくれました。

④園見学時の担当者の対応

見学した保育園では園長か副園長が対応してくれるところが多かったです。

保育園全体の印象とか、職員の対応の仕方とか、結構大事だと思うんですよね。我が子を毎日預かってもらうわけだし、親である自分も毎日通って先生たちとコミュニケーション取っていくわけだし。

園の施設自体はとっても良いけど、園長がかなり苦手なタイプ・・・というところもあって、希望度がガタっと落ちてしまった園もありました。

(園児への対応が冷たい、職員を叱責する姿を見てしまった、離乳食が進んでいないことに関してネガティブな発言をされた、という感じです。)

まぁ毎日の保育をするのは園長じゃなくて各クラスの保育士さん達なんですけどね。でもどうしても印象悪くなっちゃいます。

あとは公立の保育園だと園長含め職員の異動が頻繁にあるので、そこまで気にしなくてもいいかもしれないですね。私立だと園長は特に、職員全体にも動きが見られにくいかもしれないですが。

⑤園の広さや園庭の有無 子どもが走り回れるか?

これはこだわる人こだわらない人分かれる点かもしれませんね。

私は日当たりが良くてなるべく広めの施設で、園庭があるところがよかったんです。

そういう園は自然と駅から遠くなりますけどね。立地の利便性を取るとやはり広さは厳しくなりますからねぇ。どちらを取るかって感じでしょうか。

雨でお外遊びができなくても、室内にスペースがあって遊べるといいなと思い、共用遊びスペースや体育館、ホールなど各クラス室以外にも広いお部屋を持っている園には魅力を感じました。

反対にビルの中にある園なんかだと、各クラスのお部屋が狭い上、ホールなど広々遊べるお部屋はないので、雨の日は一日中同じ空間にいないといけなかったり。

これ子ども達ストレス溜まらないのかなぁって親の私は不安になっちゃったりして。

これは実際に行って見てみないとなかなかわからない点ですね。やはり園見学は大事です。

⑥園独自の特色

私立認可保育園だと、キリスト教系や仏教系の園があったりします。その宗教色も濃いものから、日々の園生活ではほとんど感じられないものまで。

またカリキュラムにリトミックや英語が組み込まれていたり、歳の違う子どもを混ぜた縦割りクラスを実施していたり。

運動会や発表会的なものは一切なしというところもありました。

公立保育園はここまで特色出すことは難しいはずなので、これはどこも私立園ですね。

私はここはあまりこ強いだわりはなく「英語やってくれる園あるんだ、いいなぁ。」なんて思ったくらい。

ですが我が家は外国人である夫がクリスチャンなので、彼はキリスト教系保育園をゴリ押ししていました。実際そちらの園の入園は叶わなかったのですが。

その他気になっていたけどどこの園も変わりなかったこと

持ち物

昼寝布団は保育園が準備してくれるのか?それとも自分たちで購入して持っていく必要があるのか、気になっていましたが、どこの園も保育園が布団を準備してくれるとのこと。

ただ布団カバーについては保育園が準備するところと、各家庭で準備をお願いされる園がありました。

おむつに関しても、布おむつや紙おむつどっち?といった疑問がありましたが、1歳児クラスまでは希望者のみ布おむつ(カバーは各家庭で準備)も可能とのことでした。布おむつはもちろん洗濯までお任せできます。

親の行事参加

保育園の行事で平日にどれだけ休みを取らないといけないのかビクビクでした。しかしやはり保育園は働く親であることが前提なので、どの園もなるべく負担にならないように配慮してくれているのが伺えました。

保護者出席要の行事としては、保護者会、保育参観、発表会、親子遠足などが、どの園にも共通していたものでしょうか。入園後もほとんどの行事の日程は年度初めに配布される一年のスケジュール記載されていたので、どのタイミングで休む必要があるというのが事前にわかりましたよ。

お迎え時間の厳しさ

保育園の保育時間は基本的に、事前に申請する就業時間+通勤時間です。なので残業等で時々遅れることに関してどれくらい厳しいものなのか、と少々不安でしたが、どの園も「事前に連絡して頂ければ大丈夫ですよ」という感じで、柔軟な対応してもらえそうな園がほとんどでした。

園によっては一定の時間を過ぎてしまうと延長保育になる為追加料金が発生する場合もあるかもしれません。

まとめ

結局我が家は第4希望の公立認可保育園に入園が決まりました。入園決定の通知をもらって「あぁ良かった」と100回くらい呟いた記憶があります(笑)

それだけ不安だったし、保活も大変だったけれども、保育園のことをよく知り、夫婦で子どもの保育園生活を考える良い機会だったとも思います。

保育園に関する情報もオープンになっているものが多く収集しやすいですし、各園の見学もすぐに快く受け入れてくれるので、スムーズに楽しみながら回れました。

長い子だと6年間も通うことになる保育園。合わなかったからすぐ転園できる世の中でもないですし、親子ともに納得できる園を選ぶことはとても大事だと思います。

この記事が少しでも皆さんの保育園選びの参考になれば嬉しいです。

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