1歳10ヶ月で卒乳!しっかり言い聞かせて卒乳できたよ

 

長男は見事なおっぱい星人で1歳10ヶ月まで授乳してました。

おっぱいを飲んでる息子を見るのが愛おしくて幸せな時間ではあったし、食べても太らなくてありがたかったのですが(笑)、1歳10ヶ月というタイミングで卒乳することにしました。

また「卒乳」「断乳」という言葉についてですが、物理的には今回のやり方は「断乳」ということになってしまうかもしれませんが、息子にもしっかり言い聞かせてわかってもらった上でおっぱいにさよならしたという意味で、この記事では「卒乳」という言い方を使います。

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卒乳を決めたワケ

2人目を作りたかった

これが一番大きいかな。私自身も年の近い弟がいて楽しかったし、早く兄弟を作りたかったんです。

本当は2学年差で作りたかったのですが、頻繁に授乳していたのでなかなか生理が来ず。

復職してからも、日中は離れているのに朝・夕・夜間とあげていたからか生理再開せず。

本当は息子の方から自然におっぱいから離れるのを待ちたかったんですが、その時期はしばらく来なさそうだし(苦笑)2歳も近いしもうそろそろいいよね、ということで決めました。

授乳がストレスに

復職してから時間的にも精神的にも余裕がなくなることが多く、朝出発前に、夕方帰宅後、「パイパイ」とねだられて、授乳する10分15分がおしい!

早く行かなきゃ、あれやらなきゃ、これやりたいのに…という思いが先走り、余裕がないときは申し訳ないことに「はい、もう終わりね!」と強制終了する始末。

「幸せなはずの授乳時間が、私のストレスになってしまっているかも。」と考えたことも一つの理由です。

完全に大人の理由で息子には申し訳ないけれど、このタイミングで卒乳させてもらうことにしました。

ちなみに卒乳時期は暑くも寒くもない9月にしました。

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卒乳日を決めて言い聞かせる

卒乳日をこの日、と決めてカレンダーに記入。

アンパンマンとかニコニコマークとか、子どもが喜ぶマークを書き込むといいと聞いたので、大きいピンクのお花をカレンダーに書き込みました。

夜間おっぱいがないと泣きまくられることを想定し、私も寝不足になることを覚悟して3連休を狙って設定しました。

パパに助けを求められるようにと、パパが休みの連休や長期休暇のところに断乳日を持ってくる友人も結構いました。

我が家はヘルプは期待できないので(寝たい人だし、そもそも息子がママがいい!となるので)私のみで乗り切ります。

そして1ヶ月程前からカレンダーの前に息子を連れて行って「このお花の日になったらパイパイはバイバイだよー」と毎日毎日言い聞かせていました。

しばらく経つと息子の方から、カレンダーの方に行こうと誘導され「パイパイ バイバイ」と答えるようになってくれ「あっ伝わってるんだ!」と感動しました。本当に理解しているかは不明ですが。

1歳を過ぎるとこちらの言ってることがきちんと伝わっているのをしっかり感じるし、1歳半を過ぎると言葉も出始めてコミュニケーションも取れるようになったので、そういう意味ではこの時期に卒乳してよかったかなと思いました。

一番の試練は初日の夜

金曜の仕事前の朝のおっぱいタイムを最後に卒乳にしました。
「これでパイパイおしまいだよ〜。パイパイバイバーイ。」

「パイパイ バイバーイ 」という息子。

いつも通りの授乳でした。私も寂しくなるかと思いましたが、もうあげきった達成感が大きくて未練も何もありませんでした。

その日は帰ってからもやはりいつもの通り「パイパイ」とねだられ、「もうバイバイしたよね。ないないよ。」と言うと「ギャーン!」とまぁ泣きました。

いきなり辛くなってきましたねぇ。「大好きなおっぱい奪ってしまってごめんね」と。

 

夜の寝かしつけもこれまで100%添い乳だったので、初めてトントンで寝かしつけ。

30分くらいフェフェ泣かれて手こずりましたが、心折れるほどのギャン泣きではなく就寝しました。

ちゃみ
保育園のお昼寝の時は毎日トントンで寝てるから、できるってのはわかってたけど、「本当に寝たわ〜!」って感動しましたね。

 

いつも通りフェフェと夜中も泣いて起きました。そしていつもの添い乳がないとわかると、やはり毎度ウェーン!となりました。

そんなことを何度も繰り返すと「やっぱりかわいそうかな。あげちゃおうかな…」と思うこともありましたが、せっかくここまで卒乳の準備をしたし、ここはあげてしまったら逆に息子にも申し訳ない、と思い踏ん張りました

 

夜通し泣かれる覚悟でいたので、トントンしながら「ねんね」と言い続けると、息子もしばらく泣いた後「ねんね、ねんね」と言って眠りにつく姿を見ると、おっぱい大好きな息子なりにわかってくれていた部分もあるのかなと感じました。

週末はなるべく外で過ごすように

そして週末は家にいるとパイパイを思い出してしまうと思い、日中は外へ外へ。ほぼ一日中外で過ごすようにしました。

外にいればお昼寝もベビーカーでしてもらえるので、眠くておっぱいを欲しがられることもないですし。

それでも家に帰るとパイパイをねだられます。この週末、パイパイないよ→しばらく泣く このパターンを何度も繰り返すうちに、ねだる回数も減り「ないよー」と言っても泣かなくなりなりました。

週末が終わる頃には完全に忘れているわけではないものの、大分おっぱいがない生活に慣れたような印象です。

卒乳完了後の変化

卒乳自体は、正直覚悟していたよりも大変な思いはせずに終わった気がします。やはり前々から言い聞かせてよかったなぁと思います。

服の上からおっぱいに顔をうずめたり、シャツをめくっておっぱいを見つけてニヤッとしたり、おっぱいを触りたがったりとおっぱいが恋しいようではありましたが、飲みたがることはせずでした。

卒乳してからの変化としては以下の2つ。

よく食べるようになった

食前におっぱいを飲んで少しお腹を満たしたり、食後のデザート代わりに飲んでいたりしたので、それがなくなるとお腹がすくようで、ご飯の後寝る前にまた「ごあん(ご飯)」コール。おにぎり2つほどペロリと食べてしまうこともありました。

休みの日は口さみしいとおっぱいを飲んでいましたが、代わりに食べ物を口に入れるようになり、捕食としてのおにぎりやトウモロコシ、お芋などをほぼ一日中食べているなんてこともありましたね(汗)

段々と「食事の時間にまとめてたくさん食べる」という習慣は身に付きましたよ。

新たな寝かしつけ方法

そして新たに課題となったのが寝かしつけ。

おっぱいがなくなったので「寝よう」と言っても「イヤヤ!」と体力の限界まで遊びたがるため就寝時間が遅くなっていました。

色々試して一番良かったのが、王道ですが絵本を読むこと。添い乳のときは寝る前に絵本を読む習慣はなかったのですが、卒乳を機に導入してみました。

最初は同じ本を10回以上読むこともあり疲弊しましたが、卒乳直後ということもあり、なるべく息子が満足するまで付き合ってあげました。

毎日繰り返していくとだんだん絵本を読む=寝る準備という習慣ができてきて、数冊読んだ後、割りとスムーズに就寝できるようになりました。

すぐに夜通し寝るようにはならず

卒乳断乳すると夜通し寝てくれるというのが定説のようになっていますが、うちの長男にはそれは通用しませんでした。

1年10ヶ月の間、夜中2時間おきに目を覚ましておっぱいをくわえるサイクルになっていたからか、卒乳後も2時間毎とまではいかなくとも夜中2,3回は起きました。

トントンしたり、おっぱいは飲まなくても触りたいらしく(笑)触って落ち着いて寝たり、ぎゅっと抱き締めてまた寝たり、していました。

 

完全に夜通し寝るようになったのは卒乳から半年ほど経ってからでしょうか。それでも3歳になった今もたまに夜中に目を覚まします。

ちなみに卒乳してすぐ第2子ができ、長男がせっかく夜通し寝るようになってかも、妊娠中の頻尿により私が何度も目覚め、その後次男が産まれ…と長男が産まれてから未だに私は夜通し寝られていません…(遠い目)

おっぱいケアについて

私は母乳外来などには頼らず、ネットで調べたりママ友に聞いたりして自分で適宜搾乳して乗り切りました。

卒乳2日目辺りから張りがきつくなってきて、抱っこするのも腕を上げるのも痛かったので圧を抜くくらい搾乳してました。

またおっぱいの張りを最小限に抑えるために
■脂っこいものや甘いものは控えめにする
■お風呂は入らずシャワーにする
ことはしました。

 

辛くなるほど張ったら搾乳、を繰り返していましたが、1週間経っても張ってましたね。あまり搾りすぎないようにした方がいいと聞いていたのですが、なかなか張りがおさまらない。

卒乳を経験した友人もから、「しばらく経ったらスッキリするまで搾っちゃったよ!」と聞いたのでまた新たに作られちゃうかと不安だったのですが、完全に搾りきりました。

これですごーく楽になりました。その後はもうおっぱいも作られなかったのか、張ることもなくしぼんでいきました(笑)

 

今見るとネットには断乳後4日目以降あたりからは全部搾り出していい、と書いてある記事もあり、もっと早く知りたかった〜という気持ちです。

また、乳腺炎を防ぐためにも母乳が出なくなるまで1週間ごとに搾るなんてことも書いてありましたが、私は卒乳1週間後張りが楽になってからはケアは怠ってしまいました。

最後までしっかりケアしてあげた方がいいみたいですね。

まとめ

私は特にお酒が飲みたい、とか薬飲みたい、ということもなく1歳10ヶ月まで授乳でき、もう十分満足でしたが、卒乳断乳タイミングは各家庭でさまざまだと思います。

卒乳を経験してみてやはり初日が一番大変で、初めの3日が勝負!という印象です。

中途半端にさせないためにもしっかり日にちを決めて親子ともに心の準備して臨むことをおすすめします。

普段の授乳回数や卒乳断乳する月齢によっても反応はまちまちかと思いますが、この記事が少しでも参考になると嬉しいです。

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