保育園に入園する前は、てっきり
「登園時は玄関でいってらっしゃい、帰りも子どもを玄関まて連れてきてくれてさようなら」
かと思っていました。
特に未満児クラス(~2歳クラス)までは本当に親がやることが多く、特に朝は毎日15分くらい保育園に滞在していました。
ちなみに通っているのは都内の公立認可保育園です。
もちろん、保育園によっては「玄関で子どもと荷物ごと預けていってらっしゃい」が可能なところもあるようです。
保育ママや都市部の規模の小さい保育園など、保護者が施設内に入って準備をするのが大変なところはとくに玄関でさよならが多いようです。
また保護者が園に入ることで感染拡大を懸念して、衛生上の理由で保育室への入室はNGとしている園もありますね。
- タイムカードを押す
- 靴を脱いで下駄箱に入れる
- 手を洗う
- トイレを済ませる
- オムツを替える
- 検温する
- 子を預ける
- 連絡帳を渡す
- 汚れ物入れセット
- オムツ補充
- 食事エプロンセット
- ハンドタオルセット
- 着替えセット
- 布団カバーセット(週明け)
もちろんこれがスムーズに行けばいいんですが、イヤイヤだったり、強いこだわりがあったり、自分でやる!だったりとまぁなかなかすぐ終わらない!
時間のリミットがある中での準備は結構ストレスです。
なのでとにかく時間に余裕を持って登園がおすすめです。
準備の内容をひとつずつ見ていきたいと思います。
Contents
保育園登園時にやること
タイムカードを押す
うちの保育園はタイムカードで保育時間を管理しています。
玄関に入ったら、登園時、お迎え時にピピっとタイムカードを押します。
靴を脱いで下駄箱に入れる
とにかく保育園では何事においても「自分で」の姿勢を大切にしてくれています。
なので、靴も靴下もなるべく自分で脱いで、各クラスの下駄箱に入れるもの子どものお仕事です。
手を洗う
自分のクラスのお部屋に入ったらまずせっけんで手を洗います。
トイレを済ませる
2歳ごろからトイトレが始まると、出ても出なくても朝登園したらトイレに座ってみる、という習慣をつけていきます。
オムツ替え
登園時に濡れていたら替えます。
保育園では布おむつを使う子もいるので、紙おむつから布おむつに替えることもあります。
トイトレが始まったら、紙おむつから布パンツに替えたりします。
検温する
うちの保育園は検温は自宅でしてくればOKですが、うちの子は熱性けいれん持ちなので、登園時も検温が必要で毎日計っています。
他の保育園では、5歳クラスになっても毎日登園時に検温が必要なところもあります。
子を預ける
ここでやっと子どもを預けます。
今日の体調などを先生に口頭で伝えて、バイバイです。
連絡帳を渡す
先生に託す、または連絡帳入れに入れておきます。
汚れもの入れセット
うちの保育園では汚れもの入れは2種類
①使用済みオムツを入れるもの
②着替えた服を入れるもの
があり、それぞれにビニール袋をセットしておきます。
オムツ補充
お部屋に各子どものオムツ棚があるので、その残りを見て補充します。
1日4~5枚くらいのペースで使用します。
食事エプロンセット
食事用のエプロンとおやつ用のエプロンの2枚を準備し、所定の場場所にそれぞれセットします。
ハンドタオルセット
子どもたちが手を拭く用のタオルをかけておきます。
お着替えセット
ロッカーに3~4着の着替えセットがセットされていることをチェックします。
さらにおひるご飯を食べた後のお着替え用に、ロッカーの中から着替え1セット+オムツ1枚を取り出して所定の場所にセットします。
着替えは、基本的にはおひるごはんの後の1度ですが、ご飯や飲み物をこぼしたり、おもらししたりで1日2,3回着替えることはざらにあります。
なので、着替えは枚数用意しておく必要があります。
布団カバーセット
週の終わりに布団カバーを外して(これも保護者の担当)、週明けにまた持っていきます。
なので週明け月曜日や、おもらしをされてしまった日の翌日には布団カバーのセットが入ってきます。
敷布団、掛布団(夏はタオルケット)のカバーをかけて、所定の場所に戻します。
季節限定もの
以上のものに加えて季節限定で以下のようなものが加わってきます。
夏
・水着、水遊び用タオル、濡れたものを入れる袋のセット
・水遊び可否をチェックする表の記入
冬
登園時にコートを脱いでフックにかける
保育室に入れるメリット
これまで預ける際にやることをつらつらと書いてきて「げ…多いよ…大変だよ…」と思われたかもしれないですね。
確かに玄関で「いってらっしゃい」「さようなら」ができたら、それはそれでとても楽なんですが、各クラスのお部屋まで入れるメリットもあると感じています。
普段過ごす部屋の様子がわかる
保育室が保護者の目に一切触れないのも心配になりませんか?
お部屋に入れることで、普段からどんな衛生状態の中で保育されているのか、どんなおもちゃが用意されているのかなどを把握することができます。
「自分で」を促すような動線の工夫がされていて感動したり、年齢に合った楽しそうな絵本が用意されていて読み聞かせの参考にしたりと、保護者としても刺激をもらうこともあります。
子どもたちの活動の様子が垣間見える
「朝のこの時間はお部屋のおもちゃで遊んでるんだな。」
「このお迎えの夕方の時間は水分補給してるんだな。」
「お部屋の外の広めのスペースに出て遊んでることもあるんだな。」
「先生に合わせて手遊びうまくやってるな」
って実際に見て知ることができます。
連絡帳で伝えてもらう情報はほんの一部なので、こうして毎日実際少しの時間でもこどもたちの活動の様子を見られると嬉しいですし、安心します。
園内に展示してあるこどもたちの作品を樂しめる
うちの保育園では、玄関から廊下、各クラスのお部屋の前と、こどもたちの作品がたくさん飾ってあります。
時期やイベントがあるごとに入れ替わるミニ作品展を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。
時間に余裕を持って登園を
登園時の準備方法は園によっても大きく変わります。
今回ご紹介したうちの子が通う保育園にように、保護者がしっかり準備が必要な園であれば、毎朝15分は必要と見積もっておくことをおすすめします。
時間がないと「早く早く」となってしまいがちですが、保育園側も、きっとママたちも、子どもの「自分で」をなるべくに大切にしたいはずなので、子どものペースに合わせて準備ができるように十分に余裕を見て登園できるといいですね。